1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信はいずれも強力である。9940kHzはいつもとは逆で0.2秒ほど早く聞こえている。9950kHzは1331開始である。9465kHzは1329:20に9705kHzへQSYしている。
拉致問題インフォメーションは6月10~13日まで訪韓した二階自民党幹事長の発言など。早期に首脳会談を開くことなどを要請した。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。6月20~25日に訪韓した際中国の専門家らと会談したことなど。
今週の一曲、朝鮮語は、ZOOのChoo Choo TRAIN、一年ぶりの登場である。日本語は1974年のヒット曲三輪車の「水色の街」、これも昨年8月以来である。
拉致問題解説は、久米裕さんについて。当時東京に住んでいたが1977年9月19日石川県宇出津海岸付近にて失踪。工作員と在日朝鮮人の協力者によって拉致された。北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、2003年1月逮捕状をとり国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。平成18年2月の日朝包括並行協議では、北朝鮮側は、金世鎬について「かかる人物は承知していない」とし、無視を続けている。
ふるさとの声は松本京子さんへ、今回から装いも新たに、拉致問題啓発映像作品「~メッセージ~家族たちの思い」から、俳優、宅麻伸さんの朗読で、お兄さん松本孟さんからのメッセージが出ている。
1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは全く影響はない、八俣からの電波は極めて強力である。S9+50dBに迫る強さである。28日水曜日は、前半後半とも朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、この時間もローカル局並みに強い。ジャミングの影響はない。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、3波とも極めて強力である。パラオからの9960kHzが2秒遅れで聞こえている。
懐かしい日本の歌「雨降り」で放送開始、拉致問題開設は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2016年9月東京で開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」において収録したもの。おなじく2016年9月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。最後に2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている。この番組は2017年2月9日、18日、27日、3月8日、17日、26日、4月8日、17日、5月5日、14日、23日、6月1日、10日、19日と同じ内容である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん
2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
春はまだ遠い最果ての ここは北の国
誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります