2017年06月23日

6月22日ふるさとの風

22日、11885kHzのKNLSはまた元の周波数へ戻った。

1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは確認できない、八俣からの信号はローカル局並みの強さ、S9+dBに迫る強さである。木曜日は英語放送、1325:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。朝鮮語と日本語放送を毎日9000kHzバンドで放送とアナウンスしている。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、信号は強く受信状態は良好である。ジャミングは出ているようだが、全く影響はない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHz、いずれも台湾送信である。9940kHzは変調が浅い。1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、この時間も良好、9950kHzは一分遅れの放送である。
拉致問題インフォメーションは、国連安保理で2356号が決議されたことに対する安倍総理のコメントから。
北朝鮮による累次の弾道ミサイル発射等を受け、制裁対象を拡大する内容の国連安保理決議第2356号が、全会一致で採択されたことを評価する。
北朝鮮が国際社会の度重なる警告を無視して挑発を続けていることは、断じて容認できない。日本政府は、北朝鮮に対し国際社会の声を真摯に受け止め、今般採択された国連安保理決議第2356号を始めとする一連の安保理決議を厳格かつ全面的に実施し、更なる核実験や弾道ミサイル発射等の挑発行動を行わないよう強く求める。
先般の日米首脳会談においては、北朝鮮に対する更なる制裁や国連安保理での緊密な連携を通じて北朝鮮に対する圧力を強化することの重要性を改めて確認した。また先般のG7首脳会合では、北朝鮮問題は国際的課題の最優先事項であり,非核化に向けた措置を強化する用意があるとの点で一致した。これらも踏まえ、日本政府は、国連安保理理事国として、米国、韓国、中国、ロシアなどの関係国と緊密に連携し、今般の国連安保理決議の採択に貢献した。北朝鮮に対する圧力を更に強化すべく、この安保理決議を着実に履行し、その実効性を確保することを含め、引き続き、関係国と緊密に協力していく。
日本政府としては「対話と圧力」、「行動対行動」の原則の下、北朝鮮に対し、核、ミサイル、そして引き続き最重要課題である拉致問題といった諸懸案の包括的な解決に向けた具体的な行動をとるよう強く求めていく。

次に、拉致問題対策本部では、平成29年度行事として、北朝鮮人権問題啓発週間の作文を、中高生対象に募集することになった。それに関する加藤大臣記者会見での発言。
「政府・拉致問題対策本部では、平成29年度の新たな施策として、拉致問題を風化させないことなどを目的に、中学生及び高校生を対象とした北朝鮮人権侵害問題啓発週間・作文コンクールを実施することとしております。募集期間は、6月12日から9月29日としております。
生徒の皆さんには、全国の学校に配布しております拉致問題啓発アニメ「めぐみ」のDVDを視聴していただき、さらに学校の授業でいろいろ学んでいただき、あるいは自分自身で調べていただく、こうしたことを通じて、拉致被害者や拉致被害者御家族の心情を理解するとともに、拉致問題解決のために自分に何ができるのか、何をすべきかということについて、作文として書いていただきたいと思っております。
コンクールの表彰式は、12月16日に開催予定の北朝鮮人権侵害問題啓発週間・政府主催イベントの中で執り行うこととしております。」

ニュース解説は「文在寅大統領の6・15演説」について、今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、今年一月にも登場している。日本語はノエル・ポール・ストゥーキーの"Song for Megumi"2010年に登場している。ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2017年2月収録の曽我ひとみさんのメッセージである。
22日、木曜日はこのあと1430の9450、9560、9960kHzも同じ番組が出ている。そして1457から、「日本語および韓国語で放送していますふるさとの風はいかがだったでしょうか、今月の懐かしいアニメソングでは巨人の星の主題歌行け行け飛雄馬をご紹介します。それではお楽しみください。」
最後の30秒ほどは尻切れである。
1600と1700の「ふるさとの風」も1430と同じ番組である。台湾送信の7335と6155kHzは尻切れもなく30分ぎりぎりまで出ていた。
8日ごとのローテーションで、4回の日本語放送も同じ番組が出ている。
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