2017年06月19日

6月18日「しおかぜ」

18日、日曜日の「しおかぜ」は同波のCRIが強くほとんど聞き取り不可能。ジャミングは確認できない。前半朝鮮語放送、後半1330は日本語放送が聞こえている。まだ当分は周波数変更もされないので悪い受信状態が続くことになる。1320にジャミングが出現した。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、今日の八俣の電波は弱く、同波のCNR6の混信でほとんど聞こえない。ジャミングは7215kHzに1418まで垂れ流し、この後どこへ。

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHz、後半1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、これら台湾送信はいずれも強力である。すべてジャミングは確認できない。一週間続いた最後の番組である。
今週の一曲、朝鮮語は1993年のヒット曲ORIGINAL LOVEの「接吻」、昨年7月以来の登場である。日本語放送は、拉致問題の解決を願って歌われている曲、南こうせつ「国境の風」である。これは昨年12月にも登場している。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾、パラオ送信共に強力である。9960kHzは約2秒遅れで聞こえている。ジャミングは確認できない。
懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動していることはよく知られている。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」におけるひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、2017年1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日、16日、25日、4月7日、16日、25日、5月13日、22日、31日、6月9日と同じ内容である。
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