停波していたCNR1の5波は、6月16日の放送開始からすべて再開している。丁度一ヶ月間にわたるメンテナンスが終わったようだ。
これで16日現在停波しているのは中国チベット放送のみとなった。これは今月30日の放送から再開される予定である。
1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHz、いずれも強力である。後半1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、この時間も強力である。ジャミングは確認できない。9940kHzは1.2秒遅れ、9950kHzは一分遅れで聞こえている。9940/9950kHzの送信所は瞬時の周波数切り替えができないのか、9940から9950kHzへの切り替えに時間を要している。ほかの周波数は10秒ほどで切り替えをしている。
拉致問題インフォメーションは、5月26・27日のイタリアG7タオルミーナ・サミットが開かれた、出席者は日本:安倍総理、アメリカ:トランプ大統領、フランス:マクロン大統領、ドイツ:メルケル首相、イギリス:メイ首相、イタリア:ジェンティローニ首相(議長)、カナダ:トルドー首相,EU:トゥスク欧州理事会議長及びユンカー欧州委員会委員長。対北朝鮮声明などが紹介されている。ニュース解説は「ストックホルムでの国際会議」について。
今週の一曲、朝鮮語は1993年のヒット曲ORIGINAL LOVEの「接吻」、昨年7月以来の登場である。日本語放送は、拉致問題の解決を願って歌われている曲、南こうせつ「国境の風」である。これは昨年12月にも登場している。ふるさとの声は市川修一さんへ、2016年2月に収録のお兄さん市川健一さんからのメッセージ、1357番組終了。
1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは弱く全く影響はない。16日、金曜日の朝鮮語放送は極めて良好である。ただ後半1330以降は若干信号も落ち、ジャミングが目立つようになった。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングはわからない、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、この時間3波とも強力に入感している。パラオの9960kHzは約2秒遅れで聞こえている。
懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。
京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。2016年12月12日であずさ運転開始50年を記念して12月17日に特別列車が走った、そしてこの歌も40年がたった。この番組は2017年2月6日、24日、3月5日、14日、23日、4月1日、5日、14日、23日、5月2日、11日、6月7日と同じである。