2017年06月12日

6月11日ふるさとの風

土日はパラオからの英語放送が長時間出ている。その間隙を縫って日本政府の北朝鮮向け短波放送も出ている。1300代はT8WHの英語番組が出ている。
昨日10日1300の英語は9965kHzに出ていたが11日は9925kHzに出ている。誤送出だったようで、1330に9965kHzへ戻った。
同じく1300の9920kHz、KNLSは9日から11885kHzへQSYしている。

1300代の台湾送信はいずれも強力に入感している。朝鮮語の9940kHzは1.2秒遅れ、にほんごの9950kHzは一分遅れで聞こえている。一週間続いた同じ番組、最後の放送となる。

1300の「しおかぜ」は7215kHz、八俣からの電波も強力だが、ジャミングとCRIも強い。バックで中国語とジャミングの混信がうるさい。番組は昨日と同じで、前半朝鮮語、後半1330が日本語放送となっている。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、八俣の電波は落ち団と強くS9+50dBを超す強さである。ジャミングは全く分からない。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHz、3波とも強力に入感している。懐かしい日本の歌「星の界(よ)」で始まった。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠に
いざその星影 きわめも行かん

雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日、27日、5月6日、15日、24日、5月2日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は7335、9460、9960kHz、いずれも強力に聞こえている。そして1700は6155kHzの台湾送信一波である。1430と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、ジャミングは出ているようだが、確認できない。それだけ八俣からの電波が強いということに他ならない。前半朝鮮語、後半1630は日本語放送である。先週並びに1300の7215kHzと同じ番組である。
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