5月18日は朝鮮半島向けの放送にいくつかの変化が見られた。
中国は少数民族向け朝鮮語、「老年之声」短波開始、韓国からの「人民の声」と「希望のこだま」が周波数変更を行っている。半端な周波数から5kHzステップの正規の周波数へ変更している。
当然ながら北朝鮮のスーパージャミングは今までの周波数に出ている。3912、4557、6003、6348、6518kHzが垂れ流しである。
1300の朝鮮語、1330の日本語はともに強力である。台湾送信にジャミングは確認できない。拉致問題インフォメーションは、4月27日ロシアを訪問した安倍総理、日ロ首脳会談の模様など。翌28日イギリス訪問、日英首脳会談の模様。4月30日トルクメニスタン訪問の岸田外務大臣の発言。
ニュース解説は「韓国の大統領選挙」について。今週の一曲、朝鮮語は無し、日本語放送は伊藤咲子の「ひまわり娘」が出ている。昨年7月以来の登場である。
ふるさとの声は4月23日に開催された国民大集会における横田早紀江さんの発言から。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングは出ているが、や俣の電波が極めて強い、ジャミングの影響は全く無い。木曜日は通常通りで英語放送が出ている。1325:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」は6090kHz、ジャミングは全く無い、6040kHzに垂れ流しである。信号は強く受信状態はきわめて良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。この時間も強力に入感している。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」と「トンボのメガネ」の2曲である。9960kHzは台湾送信よりも1.2秒遅れている。
拉致問題開設は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されているメッセージ。2015年4月24日東京で開催された「最終決戦の時不退転の決意で全員救出を国民大集会」から有本明弘さんのメッセージ、続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されている有本加代子さんのメッセージが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲、岡田奈々さんの「青春の坂道」、これは半年ぶりの登場である。この番組は2017年2月4日、13日、22日、3月12日、21日、30日、4月3日、12日、21日、30日、5月9日と同じ番組である。