1300の朝鮮語は9465、9900、9940kHz、台湾送信はすべて強力である。1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、この時間もすべて強力、受信状態は良好である。やはり9950kHzは一分遅れで送出されている。
拉致問題インフォメーションは、4月18日ペンス副大統領の訪日に関し安倍総理の発言などが出ている。
4月24日トランプ大統領との電話会談について安倍総理の会見。
「先ほど電話で日米首脳会談を行い、トランプ大統領と北朝鮮情勢について突っ込んだ意見交換を行いました。
私からは、全ての選択肢がテーブルの上にあることを、言葉と行動で示すトランプ大統領の姿勢を高く評価しました。
その上で、いまだに危険な挑発行動を繰り返す北朝鮮に、強く自制を求めていくことで完全に一致いたしました。
北朝鮮の核・ミサイルの問題は国際社会にとどまらず、我が国にとって極めて重大な安全保障上の脅威であります。
昨日からカールビンソン空母打撃群と海上自衛隊の共同訓練が始まりましたが、引き続き米国と緊密に連携し、高度な警戒監視体制を維持し、そして我が国として毅然として対応してまいります。」
ニュース解説は東京国際大学伊豆見元教授、「トランプ大統領の発言」について。
故郷の声は4月23日「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」における飯塚繁雄さんのあいさつが出ている。1997年に結成された家族会代表である。
みなさんこんにちは。今日は国民大集会、拉致問題解決のためにという大きな目的があります。多くの皆様がこうして「早く解決せよ」と、そうした意気込み がひしひしと感じられます。ありがとうございます。
私たちは今年中にこの問題を解決し被害者を救出するという大きな、強いテー マを掲げ戦っています。拉致が始まって40年、そして平成9年3月25日に家族会が立ち上がりました。それからまる20年。この間、必死の戦いを続けてきたわけですが、結果的に5人の方々が帰ってきましたが、それ以外は全く進展なしという状況が続いてきたわけです。
私たちは20年という節目は、数字的にはそうかもしれません。しかしながら、北朝鮮で待っている被害者たちあるいは我々家族の思いは、毎日毎日が節目なんです。そういう思いで過ごしてきて、10年も20年も経ってしまった。この期間の重み、これを私たちはどう考えていくかということにもなります。
「こうしておけばよかった」、「あの時こうしておけばもっと解決したのではないか」というあらゆる経過の中で、反省点みたいなものがたくさんあります。しかしながら、今この時期、それをいちいち取り上げても前には進みません。
従って、そういう経過を踏まえて今後、特に今年どうするかがこれから対応する重要な焦点であろうと思います。北朝鮮を取り巻く情勢は混とんとして、色々騒いでいます。私たちはいつもお願いしているように、どんな状況下にあろうとも、北朝鮮にいる被害者を帰国させるということにどうやって直結させるか。これが焦点です。
従って他の騒ぎの中に巻き込まれて、司会からもありましたように、我々の「救出す るぞ!」というこの旗が吹き飛ばされてしまうのではないか、この問題がおいて けぼりにされてしまうのではないかという懸念があります。
従って私たちは、被害者のことも思えば、何をさて置いてもというこの気持ち は私たちの強い思いです。被害者の家族、向こうにいる被害者の人たちが「いつか、いつか」と待っている。こういう状況です。
こうしている今も、あの厳寒の北朝鮮に監禁され、自由を奪われ、「本当に帰れるのかしら」という思いもしていると思いますが、私たちの日本での救出活動については多分風の便りに聞いていると思うんです。従って、その帰国をじっと我慢して耐えていると思います。しかしその我慢も、精神的には相当限界を超えているのではないかとも考えます。
今後の北朝鮮への対応については、当然、今までかけてきた拉致を理由にした制裁、これをてことして使って、北朝鮮との交渉の中でどうやってこれがうまく カードになるのか。北朝鮮に向けて、「あなたがたが被害者を全部返せば当然制裁も解ける。あるいは今後課題となる北朝鮮との国交正常化にも結び付くんだ」ということを、はっきりと強い態度で突きつけることも大切だと思います。
政府におかれましては、この問題は安倍総理を中心として、政府の重要課題、しかも最優先課題として取り組んでいただけると私は今思っています。そういう面では、政府、議会、自治体、そして国民の一人ひとりの皆様が一体となって、何とかこの問題を強く、早く、確実に解決するように、皆様と共に戦っていきたいと思っています。
今後とも色々な場面でご支援、ご協力をお願いいたしまして私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
朝鮮語、日本語とも、今週の一曲は無し。
12日、金曜日はこのあと1430も同じ番組である。9450、9560、9960kHz共に強力に入感している。ただパラオの9960kHzはジャミングが結構うるさい。1330と同じ番組の後1457から4日と同じアニメソング「ひょっこりひょうたん島」が追加されている。「日本語および韓国語で放送していますふるさとの風はいかがだったでしょうか、今月の特別番組、日本の懐かしいアニメソングではひゅっこりひょうたん島をご紹介します。それではお楽しみください。」
1300の「しおかぜ」は6040kHz、12日も八俣の電波は強力である。ジャミングは全く影響ない。金曜日は朝鮮語放送である。1405の「しおかぜ」6090kHzも強力に入感している。ジャミングは無い。