1300の朝鮮語は9465kHzが、1330の日本語放送は9705と9900kHzが強力である。この時間一週間同じ番組が続いた、日曜日はその最後に放送となる。同じ台湾送信でも9940/9950kHzは極めて弱い。さしずめ今日のKTWR日本語放送並みといったところ。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、通常なら昨日と同じ内容のはずだが、今朝ミサイルが発射されたことから、番組の一部を差し替えている。番組冒頭などに緊急放送ISを出し続いて「こちらはしおかぜです。東京からお伝えしています。ここで北朝鮮にとらわれているすべての日本人の皆様に向け、身の安全にかかわる緊急警戒情報をお伝えします。日本のNHKによると、北朝鮮当局は16日午前6時21分東部のハムギョンナム新浦付近から何らかのミサイルの発射を試みたものの、発射直後に爆発したとみられると報道しています。これまでアメリカは北朝鮮金正恩に対し、核実験や弾道ミサイルの発射を実施した場合、報復として武力行使も辞さないと再三警告しています。現在朝鮮半島付近にはアメリカ海軍打撃艦隊が配備されつつあり、今後北朝鮮に対してミサイルによる空爆の危険性が非常に高まっています。北朝鮮内部に大きな混乱が発生するかもしれません。拉致被害者の皆さん、北朝鮮に囚われた日本人の皆さん、常に緊急事態に備え、身の安全の確保を最優先に行動してください。拉致被害者の皆さん、北朝鮮のとらわれた日本人の皆さん、常に緊急事態に備え、身の安全の確保を最優先に行動してください。しおかぜでは新たな情報が入り次第、皆さんにお伝えしてまいります。」
とアナウンスしている。昨日並びに先週の番組の一部を割愛し、一時間日本語放送で、この緊急警戒情報が述べ12回も繰り返された。
緊急警戒放送 【調査会NEWS2440】(29.4.16)
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾、パラオ送信共に強力である。ジャミングは確認できない。 懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。
拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、この1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日、16日、25日、4月7日と同じ内容である。