2017年01月14日

1月13日「しおかぜ」

1300代の台湾送信波はすべてスキップ、全く聞こえない。キャリアーの存在すらわからないほどである。1330の9705kHzがかろうじて頭を出している。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、中国語の激しい混信の中、13日金曜日はまた特番で、詩集「私の娘を100ウォンで売ります」の前編が一時間にわたって出ている。1330:17と1357:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。今年に入り3回目の再放送である。

1405の「しおかぜ」は5935kHz、若干ジャミングが出ているが概ね受信状態は良好である。この時間は先週放送された日本語番組「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信がスキップして聞こえない。9560kHzがかろうじて聞こえている。この時間も1330と同じ番組が出ている。拉致問題インフォメーションは、プーチン大統領訪日に関し、安倍総理大臣へのインタビューが出ている。「確かにアジア太平洋地域の安全保障環境は厳しさを増している。ご質問にあったような北朝鮮の最近の行動はアジア太平洋地域の平和と安全において大きな懸念である。このアジア太平洋地域において、日本とロシアが安全保障上も協力をできるようなパートナーとなれば、間違いなく、地域はより一層安定し平和も確かなものになると思う。 このような観点から、日露間においては日本の国家安全保障局、そしてロシアの安全保障会議の間を始め、様々な対話が行われている。
 先般プーチン大統領とも話したが、より一層緊密な意思疎通を図っていきたい。例えば、北朝鮮が弾道ミサイルの発射あるいは核実験など挑発的な行動を続けているが、国連安保理において国連安保理決議第2321号の採択に際して安保理理事国としてロシアと緊密に連携をし、成果をあげることができたと思う。この国連決議第2321号を含め、累次の安保理決議を北朝鮮がしっかり履行していくよう、今後もさらに日露が協力していかなければならないと思っている。また、ロシアが建設的な役割を果たしていくことを期待している。また、日本と北朝鮮の間には拉致問題がある。拉致問題の解決は安倍政権の最重要課題であり、ロシアの協力も必要としており、そのことはプーチン大統領にも提起した。ロシアの理解と協力を期待している。」

また昨年12月20日、第71回国連総会本会議において、我が国及びEUが共同提出した北朝鮮人権状況決議が、コンセンサス採択さた外務省の報道発表が出ている。「本年の決議は、2014年2月に公表された「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」最終報告書の内容を反映させた昨年の国連総会決議を基に、北朝鮮の組織的かつ広範で深刻な人権侵害を非難し、北朝鮮に対し、拉致被害者の即時帰国等により、全ての人権侵害を終わらせるための措置を早急にとることを要求しています。また、北朝鮮による核・ミサイル開発への資源投入が人権・人道状況に与える影響への深刻な懸念についても表明しています。さらに、この決議は、国連安全保障理事会が、北朝鮮の事態の国際刑事裁判所(ICC)への付託や人権侵害に対する制裁の更なる検討等を通じ、適切な行動をとることを促しています。
 本件決議の採択は、拉致問題を始めとする、北朝鮮の人権侵害についての国際社会の強い懸念の表れです。我が国は、拉致問題の早期解決を強く期待するとともに、国際社会とも協力して、北朝鮮に対し具体的な行動をとるよう引き続き強く求めていく考えです。」
ニュース解説は」2017年の新年辞」について。ふるさとの声は北朝鮮による日本人拉致問題啓発セミナーに参加した北海道教育大学生のメッセージが出ている。これは昨年12月10日に収録したもの。
今週の一曲は1969年のヒット曲ビリー・バンバンの「白いブランコ」である、この曲は昨年2月にも登場している。

上の画像に書かれている文字を入力して下さい