1300代の台湾送信、9465kHzは並の強さで聞こえている。後半1330の9705kHzも十分聞き取り可能である。拉致問題インフォメーションは12月20日の第71回国連総会本会議における北朝鮮人権状況決議の採択について。
ニュース解説は「北朝鮮新年の辞」について。「ふるさとの声」は昨年12月10日に収録された北海道教育大学生からのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語はイルカの「なごり雪」、昨年3月に日本語放送で登場している。日本語は1969年のヒット曲ビリー・バンバンの「白いブランコ」、昨年2月にも登場している。
1300の「しおかぜ」は6145kHz、青海放送の中国語が激しく混信している。11日水曜日はまた再放送、去る12月10日、内閣官房拉致問題対策本部事務局と特定失踪者問題調査会の共同公開収録からその前編が放送されている。
この番組は12月29日と1月2日、5日にも放送されている。前編はまず短波放送とは何かについてから始まっている。R.Liberty/RFEが東西ドイツ統一や冷戦終結に大きな影響を与えたことも述べている。また2016年9月から中波での放送を始めたこと、これはいったん12月31日で終わり、4月から再開するとしている。続いて加藤拉致問題担当大臣の挨拶、小池都知事のメッセージも出ている。
1356:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzのパラオ送信である。この時間、台湾送信はまだこの時間も聞こえている。パラオ送信が完全にスキップ、キャリアーの存在も分からないほどである。
懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月13日、22日、31日、11月18日、27日、12月6日、15日、24日、2017年1月2日と同じ内容である。