2017年01月04日

「私の娘を100ウォンで売ります」

1300代の朝鮮語と日本語放送、ともに台湾からの電波は完全にスキップ、全く聞こえない。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、4日水曜日は朝鮮語ではなく日本語放送が聞こえている。混信が激しく受信状態は悪い。年末年始の特番として5年前から放送されている番組、「私の娘を100ウォンで売ります」が一時間にわたって出ている。
記録を調べたところ、この番組は2011年5月4日が最初の放送で、以降2011年8月10日、15日、24日、12月26日、2012年1月6日、2013年1月5日、10日、12月27日、2014年1月9日、12月27日などに放送されている。
この詩集は、脱北者、張真晟(チャン・ジンソン)氏により2008年4月に出版された。30歳代半ばで金日成総合大学を卒業、朝鮮作家同盟中央委員会のメンバーとして金正日体制の宣伝・扇動を担当。2004年に脱北した。1995年~1998年の4年間に300万人が餓死したとされる大飢饉の悲劇を扱った詩は全部で71編。詩自体を綴る事さえ許されない体制下で、「わたしたちのご飯は分厚い木の皮」など「米飯賛歌」からはじまり、生き残るための暮らしぶりや公開処刑、体制批判まで、生々しい言葉が連なっている。
1330:13と1357:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1405の「しおかぜ」は5935kHzジャミングも無くクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組で、先週放送された「ふるさとの風」が再放送されている。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい