恒例の周波数変更が9月1日に行われた。1300の「しおかぜ」は20kHzアップ、ジャミングは5965kHzへ垂れ流しである。5965kHzは300kW送信だが、今日からの5985kHzは登録リストなどでは100kW送信となっている。ここで受信した限りでは全く変わらないようだ。1日はS9+35~45dBほどである。
木曜日は英語放送が出ている。当然ながら受信状態は良好である。1325:25と1355:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」は7325kHzで珍しく変更はない。もともとジャミングが出てこなかったので変更する必要はない。いつものように強力に入感している。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300の「9900と9950kHz、開始時はジャミングは全くない。しかし1312に9910から9950kHzにかけてジャミングが出てきた。9950kHzは若干ノイジーだが、9900kHzは強力且クリアーである。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送とも同じ、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である、過去今日の一曲で幾度も登場している。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信も強いが下からのジャミングでノイジーである。 懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催された公開合同収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月27日、8月5日、14日、23日と同じ内容である。