1300代の朝鮮語と日本語放送の9900と9950kHz、どうしたことかいつもの強さがない、S7~9程度で幾分ノイジーである。9910kHzへのジャミングが1228に出現更に受信状態を悪化させた。9950kHzはジャミングに埋没である。土曜日はこのあと1430の番組もこの時間と同じである。9560kHzの台湾送信も元気を取り戻し、パラオ同様信号は強く受信状態は良好である。
拉致問題インフォメーションは、安倍改造内閣が行われ、岸田外務大臣初閣議後の記者会見などから。8月3日の臨時記者会見では北朝鮮問題に関し、「拉致問題に関して,そして北朝鮮に対しての我が国の方針,拉致・核・ミサイル,諸懸案を包括的に解決するべく,「対話と圧力」,「行動対行動」の原則の下に取り組んでいく,この原則は全く変わることはありません。引き続きこの原則の下に取り組んでいかなければなりませんが,拉致問題に関しては,全ての拉致被害者の帰国を果たさなければならないということから,対話という要素を欠くことはできない,こうした課題でもあると認識をしています。我が国の方からストックホルム合意を破棄するというようなことはするつもりはありません。是非,北朝鮮に対して前向きな,建設的な行動を引き出すためにはどうあるべきか,こうした観点から具体的に,引き続きしっかり検討を続けていかなければならない,このように考えています。拉致問題は安倍政権にとりまして最重要課題の一つであるという認識の下に,引き続き全力で取り組んでいきたい,このように考えます。」
ニュース解説は「共同通信の質問に対する北朝鮮原子力研究員の回答」について。拉致問題解説は原敕晁さんについて。1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。2002年に急きょ作成した偽物で信用できるものではない。ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、曽我ひとみさんから2016年2月収録のメッセージ。
今週の一曲、朝鮮語は宇多田ヒカルの「First Love」、これは2014年1月、2015年11月に登場している。日本語は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは1246に出現しているがそれほど強くはない。土曜日は日本語放送から、冒頭アナウンスはこれまでと同じで中波放送開始を告げているが実際には始まっていない。番組も先週と同じ内容である。
7月15日札幌市で開催された拉致被害者の全員救出を願うコンサートで歌われた歌を2曲。まず山口采希さんの「空と海の向こう」、続いて宇佐美由美子さんは「無事を祈りて」が放送された。
北朝鮮について書かれた短編小説「告発」が日本語に翻訳され出版されたというニュースなど。「救出への道コーナー」では8月12日は、るみねえが拉致されてから38年たった。その吹上浜で情報提供活動が行われた。ユキエ娘がおばさんに語り掛けている。
後半1330は朝鮮語放送、次第に信号も強くなりジャミングは分からない。受信状態は良くなった。しかしこれも1350頃までまた信号は弱くなり、1358:45CRIにつぶされた。