2016年07月28日

7月27日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9900と9950kHz、両波ともジャミングは全くない。この付近へのジャミングはいつも1335頃に、原則9910kHzのKTWRへ出してくる。このジャミングが9950kHz付近まで影響を与えている。4月から追加送信されている周波数にはいまだにジャミングをかけないのはなぜか、ただ単に送信機が足らないだけなのか、あるいは出してはいるが弱くて日本では聞こえないだけなのか。
1330は「ふるさとの風」日本語放送が出ている。この時点ではまだジャミングは無い。7月28日は1978年に拉致された田中実さんの誕生日、今年で67歳になる。拉致問題インフォメーションは7月6日に米政府が金正恩を追加制裁したことの関し、8日萩生田内閣官房副長官の記者会見の発言概要から。
ニュース解説は「日韓シンポジウム」について、7月15日に北海道大学でで開かれた日韓関係に関するシンポジウムが開かれた。そこでの基調報告など。ふるさとの声は日本政府制作のビデオメッセージから横田めぐみさんのご両親と兄弟からのメッセージ。2015年8月に収録されたもの。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、昨年12月に初めて登場した曲である。日本語は1968年のヒット曲ピンキーとキラーズの「恋の季節」、昨年8月にも登場している。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、この周波数にもジャミングは無い、しかし27日は八俣の電波が若干弱く、下からのCRIの混信が激しい。受信状態は悪い。水曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、この時間も信号は弱い、5kHz上のCRIが混信してくる。ジャミングは確認できない。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングの影響はない。 懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催された公開合同収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日と同じ内容である。
9910kHzへのジャミングは1519に停波している。この時間帯9975と9965kHzにもジャミングは確認できない。
1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHz、いずれもジャミングは分からない。受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5915kHz、1604過ぎあたりから連続してジャミングが出てきた。この時間も朝鮮語放送である。1700:30にジャミングは止まった。
「しおかぜ」に対してはこの1600代の放送は昨日からジャミングをかけているが、他の時間帯は確認できない。

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