2016年07月26日

7月25日ふるさとの風

先ほどのテレビニュースで、23日の北朝鮮の放送で拉致実行犯の辛光洙が8年ぶりに公の場に登場したとする映像が流された。生涯英雄扱いされる工作員の姿である。
25日の9900と9950kHz、いつものようにジャミングなしで始まった。9900kHzは特に強く受信状態は極めて良好である。拉致問題インフォメーションは7月6日米国の北朝鮮制裁に関し、8日萩生田内閣官房副長官の発言概要から。
ニュース解説は「日韓シンポジウム」について、7月22日に北海道で開かれた基調報告など。ふるさとの声は日本政府制作のビデオメッセージから横田めぐみさんのご両親と兄弟からのメッセージ。2015年8月に収録されたもの。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、昨年12月に初めて登場した曲である。日本語は1968年のヒット曲ピンキーとキラーズの「恋の季節」、昨年8月にも登場している。
9950kHzから9910kHzにかけてのジャミングは1333に出てきた。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、八俣の電波は強い、上下の混信もはねのけ良く聞こえている。ジャミングは無い、まだ5935kHzへ垂れ流しているが弱い。月曜日は前半、後半とも日本語放送で、公開されている失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
続く1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングもなく受信状態はローカル局並みである。この時間は先週7月18日1330から放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも強力に入感している。しかし9960kHzは若干下からのジャミングの影響を受けている。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日と同じ内容である。
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