1300代の9900と9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。今日からまた一部新しい内容の番組である。9900kHzのほうが強く、若干遅れている。1233に9910kHzへジャミングが出てくるためこの付近一帯が騒々しくなる。拉致問題インフォメーションは、6月22日の北朝鮮弾道ミサイル発射に伴う岸田外務大臣の談話が出ている。
本22日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受け,外務省においては,岸田文雄外務大臣の指示に基づき,北朝鮮に対し2度にわたり直ちに抗議を行いました。
さらに,岸田大臣の指示に基づき,北京で開催中の「北東アジア協力対話(NEACD)」の場を通じて,改めて北朝鮮に対し厳重に抗議を行ったほか,同盟国たる米国や韓国を始めとする関係国と意見交換を行い,緊密な連携を確認したところ,概要は以下のとおりです。
本日の北朝鮮による弾道ミサイル発射は,我が国を含む地域及び国際社会の平和と安全を損なう安全保障上の挑発行為です。また,安保理決議第2270号をはじめとする一連の国連安保理決議及び日朝平壌宣言に違反するとともに,六者会合共同声明の趣旨にも反するものであり,断じて容認できません。
このような立場に基づき,本日,北東アジア協力対話に参加するために中国訪問中の金杉憲治アジア大洋州局長は,同対話に参加している米国,韓国,中国及びロシアの六者会合の首席代表等の政府関係者と個別に意見交換を行い,これら関係国の間で,国連安保理等の場を含め,緊密に連携していくことを確認しました。
また,金杉局長は,北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務省米州局副局長とも接触し,本日の弾道ミサイル発射について厳重な抗議を行うとともに,核・ミサイル開発等の安全保障問題を取り上げ,日本側の考えを伝えました。さらに,ストックホルム合意に基づき,一日も早く全ての拉致被害者を帰国させるよう強く求めました。
さらに,本日,原田親仁政府代表(日露関係担当大使)は,日露平和条約締結交渉のため訪日中のモルグロフ,イーゴリ・ウラジーミロヴィチ露外務次官との間で,本日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について意見交換を行い,国連安保理等の場を含め,緊密に連携していくことを確認しました。
これらに加え,日本は,国連安全保障理事会のメンバーとして,国連安全保障理事会において力強いメッセージを発すべく,米国や韓国との間で緊密に連携しているところです。
続いてのニュース解説は「最高人民会議の注目点」について。ふるさとの声は石岡亨さんのお兄さん、石岡明さんからのメッセージ、2016年2月収録である。
今週の一曲朝鮮語は水前寺清子の「365歩のマーチ」、昨年11月の日本語放送以来である。日本語放送は1976年のヒット曲岡田奈々の「青春の坂道」、昨年6月に初登場して以来の再登場である。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、1240にはジャミングを出している。八俣の信号は極めて強く、完全にジャミングをつぶしている。S9+50dBを超す強さ、まさにローカル局並みである。月曜日は拉致被害者・失踪者で公開されている人の氏名生年月日が読み上げられている。1428:50に日本政府からのメッセージ」が出ている。すべて再放送のため周波数アナウンスも古いままである。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、八俣の信号が強く、ジャミングは全く聞こえない。この時間は先週6月27日から1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。引き続きローカル局並みに聞こえている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、昨日とは違い同じ番組が出ている、9560kHzが2秒近く早く聞こえている。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日、20日、6月16日、25日と同じ内容である。