2016年06月30日

6月29日「しおかぜ」

1300代の9900と9950kHz、ジャミングは聞こえない。しかし後半1332あたりから9910kHzへのジャミングが出てくる、結構サイドが広くこれの影響を受けるようになる。拉致問題インフォメーションは6月5日福岡市で開催された「北朝鮮人権侵害問題啓発集会」における加藤拉致問題担当大臣の発言要旨が出ている。
ニュース解説は「ムスダン弾道ミサイル発射成功」について。ふるさとの声は市川修一さんへ、2016年2月収録で義姉の市川龍子さんからのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1972年のヒット曲山本リンダの「どうにも止まらない」、この曲は一年前日本語放送で登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、黛ジュンの「天使の誘惑」、これも一年ぶりに登場した。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、放送開始時はジャミングが確認できなかったが、途中から出てきた。しかし八俣の電波が強くほとんど影響はない。29日水曜日は朝鮮語放送である。「日本政府からのメッセージ」が出ているが、日本語放送と同じ内容で、拉致問題対策本部事務局と特定失踪者問題調査会共催で7月15日に札幌市内で「北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in札幌 ~希望の光、届け海を越えて!~ 」の開催が告知されている。この模様は当日1900-2100JST、短波9900kHzで生中継される。
「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録生中継
2016年7月15日、金曜日
1000-1200UTC 9900kHz
続く1405の「しおかぜ」も強力に入感している。ジャミングは分からない。この時間は「ふるさとの風」が放送されている。1435放送終了後もジャミングは出ていない。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングがない、受信状態は良好である。台湾送信の9560kHzが若干早く聞こえている。
懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHz、両波とも強力であるが、9910kHzへのジャミングが1518:45に停波、9975kHz「イルボネパラム」朝鮮語へのジャミングも1537:40に止まっている。以降9965kHzの朝鮮語もよく聞こえている。
1600にパラオの電波が停波、その15秒後に9965kHzへ強力なキャリアー(S9+20dBほど)が出てきたが62秒後に消えた。1600の「ふるさとの風」はジャミングもなくクリアーに聞こえている。1430と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、1540にジャミングが出てきた。八俣の信号も強く影響はない。1300と同じ朝鮮語放送である。

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