2016年06月06日

6月5日ふるさとの風

1300代、いつもは9950kHzにジャミングが出てくるが、5日の日曜日はいたって静かである。9900kHzとともにクリアーに聞こえている。ただ尊号強度はかなり違う。9950kHzはS9+10~20dBに対し9900kHzはS9+20~40dBを超える。一週間続いた最後の番組となる。今週の一曲朝鮮語は、槇原敬之の「どんなときも」、今年3月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲尾崎亜美の「マイピュアレディー」が出ている。

同じく1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングはまだ5965kHzへ垂れ流しである。先週並びに昨日と同じ番組で、前半が朝鮮語、後半は日本語放送である。北朝鮮へのバルーン作戦として、新しいビラを作ったことに関しては、約280人の拉致されたと思われる氏名なども記載されている。
番組最後のスケジュールは平壌時間でアナウンスされている。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、同波の中国語の混信もほとんどわからない。この時間は日本政府の番組「ふるさとの風」が再放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzパラオ送信と9560kHzの台湾送信の2波、9960kHzにはジャミングが出ているがパラオの信号は強く大きな影響はないようだ。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHzと9470kHz、パラオの9960kHzにもジャミングは確認できない。9470kHzの台湾送信は極めて強力、ただ9900や9560kHzとは違い変調が浅く感じられる。この送信機おそらく1300の9950kHzと同じではないかと推測される。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、八俣の信号は強いが、バックでCRIの混信が確認できる。前半朝鮮語、後半日本語放送である。1300の5935kHzと同じ番組、また先週とも同じである。
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