1300の「しおかぜ」は5965kHz、いつも早くからジャミングを出している、29日は1120には早くもお出ましである。こんな時間帯には妨害対象局はいないのに随分とのんびりしている。
29日、日曜日は朝鮮語放送から、昨日1330と同じ番組である。後半1330は日本語放送、これも昨日1300と同じ番組である。八俣の電波はローカル局並みに強く、このPipsジャミングもあまり気にならないレベルである。
劇団夜想会の原田大二郎さん(横田滋さん役)からのメッセージ、その昔Gメン75でお馴染みだった人である。続いて横田早紀江さん役をしている石村とも子さんからのメッセージが放送された。北朝鮮へのバルーン作戦として、新しいビラを作ったこと。
5月18日の自由北朝鮮放送からのニュースとして、農村支援に出かけた中学生らが食料を支給されないことから支援を拒否しているという。1322:20に「日本政府からのメッセージ」が出ている。スケジュールは平壌時間で告知されている。後はいつものように緊急放送ISに次いで日本への連絡用電話番号などがアナウンスされている。
1300代の9950kHzは広範囲にノイズジャミングが出ておりかなりノイジーである。しかし9900kHzは同じ台湾送信でもいまだにジャミングは出ていない、強力かつクリアーに聞こえている。29日日曜日は1430の「ふるさとの風」も1330と同じ番組が出ている。9960kHzは若干ジャミングがうるさいが9560kHzはいつものようにクリアーに聞こえている。
拉致問題インフォメーションは5月6日ロシアを訪問した安倍総理、日ロ首脳会談から北朝鮮言及部分の抜粋。これに先立ち5月5日岸田外務大臣のベトナムなどAsian諸国の訪問から、日ベトナム会談から北朝鮮関係部分について。ニュース解説は「南北朝鮮関係に対する北朝鮮の対応」について。
ふるさとの声は横田早紀江さんのメッセージ、次いでめぐみさんの弟、横田哲也さんと横田拓哉さんのメッセージ。今週の一曲は1975年のヒット曲バンバンの「いちご白書をもう一度」、この曲は2008年9月の第61週に登場したのが最初、その後2013年11月、2015年9月にも登場している。
番組は1457に終了、9560kHzはキャリーのみだが、9960kHzは以降Babcock Musicを流している。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは聞こえない、八俣の電波は強力に届いている。この時間は毎日「ふるさとの風」を出している。1430開始のCRIも隅に追いやられてしまった。終了アナウンスは、「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をだいじに、こちらはJSRしおかぜです。」