2016年05月21日

5月20日ふるさとの風

1300代の9950kHzはかなり強いノイズジャミングに見舞われているが聞き取りは可能である。9900kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。前半朝鮮語、後半日本語放送である。
拉致問題インフォメーションは日本政府と戦略国際問題研究所(CSIS)との共催シンポジウムの中から加藤拉致問題担当大臣のスピーチの内容、ニュース解説は「核問題に対する北朝鮮の姿勢」について、先の党大会における金正恩の声明などについて。ふるさとの声は有本恵子さんへ、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージから有本夫妻のメッセージが出ている。今週の一曲は朝鮮語放送は無し、日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、2014年7月以来の登場である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、昨日同様強力に聞こえている。終了時のCRIの混信もほとんどわからない。この時間は毎日「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、11日もパラオ送信の9960kHzはジャミングがかけられている。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHzと9470kHzの2波、パラオ送信は1500代の周波数を含めすべてジャミングが出ている。ピンポイントではなくかなり広範囲にジャミング出ておりこの付近一帯がうるさい。台湾送信にはジャミングがない、聞こえない。1430と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、30分も前からノイズジャミングを出している。しかし八俣からの電波は強くほぼジャミングを制圧、比較的良好な受信状態である。1300と同じ朝鮮語放送である。後半1332にはそのジャミングも弱くなり、というか八俣の電波が一段と強くなり、以降クリアーに聞こえている。
6090kHzへのジャミングは1832過ぎに止まった。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい