2016年05月19日

5月18日ふるさとの風

1300代の「しおかぜ」は5965kHz、Pipsジャミングが出ているが、八俣からの電波が強く影に追いやられている。18日は前半、後半とも朝鮮語放送である。受信状態は良好である。

同じく1300代の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」は9900kHzと9950kHzの二本立てである。9950kHzにはジャミングが出ておりややノイジーな受信状態である。9900kHzは今もってジャミングは出ておらず、クリアーかつ強力に入感している。今週の一曲は朝鮮語放送は無し、日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、2014年7月以来の登場である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは出ていないが、7330kHzのCRIロシア語の混信がある。受信状態は概ね良好である。「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」
このアナウンスに続き、先週1330に放送された番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9560とパラオ送信の9960kHz、両波ともジャミングは全くない、信号は強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHz、両波ともジャミングは聞こえない。受信状態は極めて良好である。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、ノイズジャミングを1538過ぎに出してきた。八俣からの電波は強力、ジャミングを完全にブロックしている。朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。
後半は若干八俣の電波も弱まりジャミングが台頭してきた。

6090kHzは1700:25にまたキャリアーが出て23秒後に火竜ジャミングが出てきた。1800終了、妨害対象局はいないと思われるが17日は出ていなかった。
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