1300の「しおかぜ」は5965kHz、この時間の5965kHzにもジャミングが出てきた。5935kHzが静かになっている。八俣の電波は強くノイズジャミングもほとんど気にならないレベルである。
7日土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組である。地震に関する情報として、九州在住の失踪者家族もほぼ安否の確認が取れているようだ。
安達俊之さんへお母さんからのメッセージが出ている、1980年代の男女二人連れ失踪者として、帰国した地村さんが平壌で目撃したとの情報もある。続いて三宅博前衆議院委員からのメッセージ。北朝鮮における韓流についてデイリーNKからの報道と続く。後半1330は朝鮮語放送である。
1300代の9900と9950kHz、この周波数にはジャミングは無い、連日良好な受信状態が続いている。拉致問題インフォメーションは、4月10・11日に開催された広島外相会合のコミュニケから北朝鮮に関する部分の抜粋。ニュース解説は「中国専門家の見方」について。ふるさとの声は、石岡亨さんへ、2016年2月に収録したメッセージ。
朝鮮語今週の一曲はチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」、2012年1月以来の登場である。日本語は1975年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、これも2年ぶりに登場した。
1405に「しおかぜ」は7325kHz、5kHz上のCRIが強くかなりうるさい。内容の聞き取りは十分可能である。この周波数へのジャミングは確認できない。この時間は、「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜは拉致被害者に関する北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」このアナウンスのあと、先週4月25日から5月1日まで1330に放送された番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzパラオ送信、この時間はどちらの電波も強力である、ジャミングは聞こえない。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催された公開合同収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この時間の番組も先回4月28日放送分からメッセージの一部が更新されている。