1300の「しおかぜ」は5965kHz、金曜日は前半・後半共に朝鮮語放送である。八俣からの電波は強くジャミングもなく受信状態は極めて良好である。このところ36年ぶりとかの行事があるのか、ジャミングも出せない切迫した電力事情のようだ。いわゆるスーパージャミング以外のジャミングはすべて止まっているように見受けられる。
1326:23と1356:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1300代の9900と9950kHz、こちらもジャミングは全くない、朝鮮語、日本語放送ともによく聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。
朝鮮語今週の一曲はチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」、2012年1月以来の登場である。日本語は1975年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、これも2年ぶりに登場した。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、八俣からの信号は強力である。この時間も毎日同じ番組で「ふるさとの風」が放送されている。最後の5分ほどはCRIにつぶされてしまう。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、依然としてジャミングの出ている兆候はない。両波とも受信状態は良好、同じ番組が出ている。懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。この番組は2016年4月18日と同じ内容である。