2016年04月16日

4月15日ふるさとの風

1300代の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950と9900kHzのいずれも台湾送信、しかし9950kHzは激しいノイズ亜j民具でほとんど聞き取れないが9900kHzは信号も強く受信状態は良好である。後半1330「ふるさとの風」も同じ状態である。ただ9900kHzの方も何となくノイジーな感じになってきた。弱いながらもジャミングが出てきたようだ。
この時間は両波とも毎日同じ番組である。1357に番組終了。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、八俣の信号は極めて強力で、ジャミングも抑えて受信状態は良好である。金曜日は前半後半とも朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、ジャミングと中国語の混信はあるものの受信状態は良好である。この時間は毎日「ふるさとの風」の番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHzの2波、同じ番組が出ている。13日1600の9470kHz、そして4日1430と同じ番組である。9560kHzにジャミングは無いが、9960kHzはノイズジャミングに侵されている。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。とここまではこれまでと同じ。
続くふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも、これも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。

1600の「ふるさとの風」は9960と9470kHz、パラオ送信の9960kHzは1430と同じ番組が出ている。ジャミングは出ているが、信号は強くほとんど影響はない。受信状態は良好である。

同じく台湾送信の9470kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今週の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日に帰りたい」、2013年11月以来の登場かも。
この番組先回4月6日までの番組とほぼ同じだが、メッセージの一部が変更、また今週の一曲が追加された。周波数アナウンスは台湾送信波のみである。
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