2016年03月31日

3月30日ふるさとの風

1300代の9950kHz、開始時は信号も弱くほとんど聴き取れない。これまでは時間とともにさらに悪くなってきたが、今日ばかりは全く逆である。特に後半日本語放送はいつもの強さを取り戻している。季節の変化を感じさせる伝播である。ジャミングは聞こえない。
OHCHRが2月15日の最終報告書を作成、北朝鮮の人権侵害の改善を則すように要請している。
ニュース解説は「北朝鮮の軍事的威嚇」について、相次ぐミサイルなどの発射にもみられるように、韓国に向けた威嚇だとしている。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&A。
ふるさとの声は日本政府政策のご家族ビデオメッセージの中から田口八重子さんへ、飯塚繁雄さん、本間勝さんから、飯塚浩一郎さんからのビデオメッセージで2015年6月に収録したもの。
今週の一曲はアグネス・チャンの「草原の輝き」、一年ぶりの登場である。

おなじ1300の「しおかぜ」は5935kHz、同波の中国語の混信もさることながら、ノイズジャミングが結構強い。受信状態は悪い。水曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
そして5分後また5935kHzで「しおかぜ」の開始、西蔵放送の混信は若干弱め、番組はふるさとの風を出している。今日で4日目、この時間は毎日同じ番組を出すようだ。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの電波は強力である、ジャミングは聞こえない。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2014年10月収録のメッセージが出ている、36年ぶりにカセットテープが発見され声を聴くことができたことなど。 同じく平野フミ子さんから2015年4月26日の「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。中国残留孤児と同じように50年以上経たないと帰ってこれなのかと深刻な訴えである。同じく昨年8月収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年2月5日、14日、23日、3月3日、12日、21日と同じ内容であるが最後の周波数アナウンスは新しく差し替えられている。
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