2016年03月30日

3月29日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935kHz、この時間もノイズジャミングが出てきた。昨日強かった中国語はほとんど聞こえない、概ね受信状態は良い。こうした弱いジャミングはあちこちに出ているが、29日はあのスーパージャミング全てが1300代も依然として止まったままである。
火曜日は日本語放送で失踪者、拉致被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さん、お母さんからのメッセージ。
1325:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの有本嘉代子さん、お父さんの有本明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。
この後1355:32にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」のコマーシャルで放送スケジュールなどがアナウンスされている。この番組は2014年5月21日、7月16日、9月24日、11月19日、2015年2月4日、4月1日、5月27日、7月22日、9月23日、11月10日、12月22日、2016年2月16日と同じ内容である。日本政府からのメッセージ内容も含めすべて同じ、これは2014年7月、6090kHzで受信した録音。

1300の9950kHz、台湾送信は極めて弱い。ジャミングも聞こえない、内容の聞き取りは困難である。9735kHzのRTI日本語は強力である。

1405の「しおかぜ」は同じく5935kHz、引き続きジャミングは出ているが聞き取りは可能である。この時間は日本政府制作の番組「ふるさとの風」日本語放送が出ている。先週3月21~27日1330に放送された番組の再放送である。番組本体は27分のためノーカットで出ている。
拉致問題インフォメーションは、日本時間3月3日未明に開かれた安保理で北朝鮮制裁が全会一致で採択された。これを受け北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射に関する国連安保理決議の採択について外務大臣の談話が出ている。
 日本時間3月3日未明(現地時間2日午前)、ニューヨークの国連安全保障理事会が、決議第2270号を全会一致で採択したことを高く評価します。我が国は安保理理事国として、断固たる強い決議の採択に向けて関係国とあらゆるレベルで緊密に協議してきました。今般の安保理決議の採択は、我が国をはじめとする各国による独自の措置とあいまって、国際社会が一致して北朝鮮に対する断固たる姿勢を示すものとして歓迎します。
 決議第2270号は、北朝鮮による1月6日の核実験及び2月7日の弾道ミサイル発射を安保理決議違反と認定し、強く非難するとともに、貿易、金融、人の往来、航空・海上輸送等に関する措置の大幅な追加・強化を定めており、包括的かつ強い内容のものとなりました。我が国としては、この決議の実効性を確保するため,他の国連加盟国とも緊密に連携し適切に対応していく考えです。
 我が国は北朝鮮に対し、国際社会が繰り返し示している強い警告と非難を真摯に受け止め、今般採択された決議第2270号をはじめとする一連の安保理決議を誠実かつ完全に実施し、更なる核実験や弾道ミサイル発射等の挑発行動を決して行わず、非核化に向けた前向きな行動をとるよう改めて強く求めます。
 今後も、我が国としては、「対話と圧力」、「行動対行動」という一貫した方針の下、拉致、核、ミサイルといった北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的解決に向けて、米韓両国をはじめとする国際社会と緊密に連携し、引き続き積極的に取り組んでいく考えです。拉致問題については、その解決に向けた対話を継続し、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、全力を尽くしていく所存です。
ニュース解説は「アメリカの専門家の見方」について。
ふるさとの声は2015年6月に収録したビデオメッセージの中から横田めぐみさんへ、横田滋さんと横田早紀江ご夫妻、兄弟からのメッセージが出ている。今週の一曲は沢田研二の「勝手にしやがれ」。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、Pipジャミングが出ているがほとんどスキップ、全く聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「お馬」で始まった。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の内容である。続いて2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。この番組は2015年10月1日、10日、19日、28日、11月15日、24日、12月3日、12日、21日、30日、2016年1月8日、17日、26日、2月13日、22日、3月2日、11日、20日と同じ内容である。
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