2016年03月21日

3月20日「しおかぜ」

20日1300の7400kHz、昨日と同じような受信状態である。PipジャミングとCRIの混信が強くかなり聞きづらい。前半朝鮮語、後半1330日本語放送で昨日と同じ番組である。

同じく1300の9950kHz、今日も台湾送信は強力である。一週間同じ番組が続いたが最後の放送である。拉致問題インフォメーションから、3月3日に始まった国連で北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射に関する安保理決議が全会一致で採択された。これを受け安倍内閣総理大臣のコメントが読み上げられている。
 北朝鮮による本年1月の核実験及び2月の弾道ミサイル発射に関し、制裁を大幅に追加・強化する強い内容の安保理決議第2270号が、全会一致で採択されたことを高く評価する。今般の安保理決議の採択は、我が国をはじめとする各国による独自の措置とあいまって、国際社会の北朝鮮に対する断固たる姿勢を示すものである。
 日本政府は北朝鮮に対し、国際社会が繰り返し示している強い警告と非難を真摯に受け止め,今般採択された決議第2270号を始めとする一連の安保理決議を誠実かつ完全に実施し、更なる核実験や弾道ミサイル発射等の挑発行動を行わないよう強く求める。
 日本政府は,国連安全保障理事会の非常任理事国として、米国、韓国をはじめとする関係国と緊密に連携し、今般の決議採択に貢献してきた。この安保理決議の履行に当たっては、その実効性を確保するため,関係国と協力し、毅然として対応していく。
 日本政府としては、拉致、核、ミサイルといった北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的解決に向けて、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則を貫き、国際社会と緊密に連携し、全力を尽くしていく。

ニュース解説は「朝鮮人民軍総参謀部声明」について。
拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&A。これは2015年3月と10月にも放送されている。
朝鮮語今週の一曲は槇原敬之の「どんなときも」、11ヶ月ぶりの登場である。日本語の今週の一曲はイルカの「なごり雪」、4年ぶりの登場である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、ジャミングは無い、信号も強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「お馬」で始まった。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の内容である。続いて2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。この番組は2015年10月1日、10日、19日、28日、11月15日、24日、12月3日、12日、21日、30日、2016年1月8日、17日、26日、2月13日、22日、3月2日、11日と同じ内容である。
1500の9975kHz、1530の9965kHzの「イルボネパラム」朝鮮語放送はクリアーに聞こえている。1600の9975kHz「ふるさとの風」も同様である。朝鮮語は1300の9950kHz、日本語は1430の9960kHzと同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、ここはノイズジャミングが出ている、八俣の信号も押されっぱなしである。さらに5985kHzの混信もありほとんど受信不可能に近い。
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