2016年02月28日

2月27日「しおかぜ」

去る25日の衆議院予算委員会第一分科会で、ある議員が拉致被害者の救出についての質問をしていた。これに対する中谷防衛大臣の答弁は実に情けないもので、要するに何もしたくない、やりたくないというものだった。当初から拉致はなかったことに、墓場まで持っていく話だった。

そんなわけで北朝鮮向け放送は拉致事件は解決しないので、永久に続くことになるようだ。1300の7400kHz「しおかぜ」はCRIビルマ語の混信で受信状態は極めて悪い。前半は日本語放送で先週と同じ内容である。2月10日に特定失踪者問題調査会が防衛省に要請文書を提出したことなど。
1322:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1月16日香川県で「拉致問題を考える県民大集会」を開催した内容に更新されている。このあとスケジュールのアナウンス、日本への緊急連絡用電話番号などが出ている。

同じく1300の9950kHz、朝鮮語、日本語放送ともにほとんど聞こえない。この時間この9950kHzだけがいつも弱い。SOHやRTIは強力に入感している。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの信号は極めて強力である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致され、60歳にもなった修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。
このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年11月2日、11日、20日、29日、12月8日、26日、2016年1月4日、13日、22日、31日、2月9日、18日と同じ内容である。この番組はまだ変更がない。
1600の「ふるさとの風」はパラオ送信の9975kHz、ジャミング見なくローカル局並みの強さで聞こえている。この時間は毎日1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、下からの混信が激しい、ほとんど聞き取り不可能である。1300の7400kHzと同じ番組である。2月7日に北朝鮮が核実験をしたことなど。続いて、2月10日に特定失踪者問題調査会が防衛省に要請文書を提出したこと。
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