20日の「しおかぜ」は7400kHz、いつになくビルマ語の混信が強い。ジャミングは聞こえない。土曜日は日本語放送から出ている。受信状態は極めて悪くほとんど聴き取れない。2月10日に特定失踪者問題調査会が防衛省に要請文書を提出したことなど。
1322:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1月16日香川県で「拉致問題を考える県民大集会」を開催した内容に更新されている。このあとスケジュールのアナウンス、日本への緊急連絡用電話番号などが出ている。
1300の9950kHzは全く入感せず、電波の出ていることはわかるが完全にジャミングに埋没している。同じ台湾からでも9735kHzは強力である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、強力に入感している。この時間は週一回だけ日本語放送も3回とも同じ番組となる日。1330と同じである。拉致問題インフォメーションは2月10日に出された日本政府独自の対北朝鮮制裁措置の内容が菅官房長官から発表されている。
【わが国独自の対北朝鮮措置について】
先ほど、関係大臣の同席を得て、国家安全保障会議を開催をいたしました。
我が国は、北朝鮮に対し、累次にわたり、関連の国連安保理決議の完全な遵守を求め、核実験や弾道ミサイルの発射などの挑発行動を行わないよう繰り返し強く求めてまいりました。また、拉致問題については、安倍政権の最重要課題として、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を求めてまいりましたが、いまだに解決はいたしておりません。
こうした中、今回、北朝鮮が国際社会の制止を無視して4回目の核実験を行い、その後さらに弾道ミサイルの発射を強行したことは、我が国の安全に対する直接的で重大な脅威であり、北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものとして、断じて容認することはできません。
我が国は、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決するために何が最も有効かという観点から真剣に検討してきた結果、以下の独自措置を実施することを決定をいたしました。第一に、在日外国人の核・ミサイル技術者の北朝鮮を渡航先とした再入国の禁止を含め、従来より対象者を拡大して人的往来の規制措置を実施します。第二に、支払手段などの携帯輸出届出の下限金額を引き下げるとともに、北朝鮮向けの送金を原則として禁止をします。第三に、人道目的の船舶を含む全ての北朝鮮籍船舶の入港を禁止するとともに、北朝鮮に寄港した第三国籍船舶の入港を禁止します。第四に、資産凍結の対象となる関連団体・個人を拡大をいたします。
我が国としては、「対話と圧力」、「行動対行動」という一貫した方針の下に、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決に向けた北朝鮮の前向きな動きを強く求めてまいります。また、最重要課題である拉致問題の解決に向けた対話を継続し、ストックホルム合意に基づき、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、全力を尽くしてまいる所存であります。
これらの措置の実施に当たっては、関係法令に基づいて、必要に応じ、閣議決定、国会の事後承認などの手続きを経ることになります。
なお、今後とも、北朝鮮の対応や国際社会の動きを踏まえ、必要に応じる更なる措置を検討してまいりたいというふうに思います。
ニュース解説は「日本の制裁強化に対する北朝鮮の対応」について。
ふるさとの声は市川修一さんへ、2015年3月収録のお兄さん市川健一さんからのメッセージである。
朝鮮語放送今週の一曲はチェッカーズの「夜明けのブレス」、2年ぶりの登場である。日本語放送今週の一曲は1971年のヒット曲、トワ・エ・モワ(TOI ET MOI)の「愛の泉」、2013年10月以来の登場である。