2016年01月26日

1月25日ふるさとの風

25日月曜日、今週で通算447週目の放送のはず。1300台湾からの電波は弱い、ジャミングもあり聞き取り困難である。後半1330の日本語放送も同様、ほとんど聞こえない。
拉致問題インフォメーションは1月16日に香川県高松市で政府拉致問題対策本部、香川 県、香川県議会北朝鮮日本人拉致問題早期解決促進議員連盟の共催で「拉致問題を考える県民大集会」が開催された。加藤勝信拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。ニュース解説は「朴槿恵大統領の国民向け談話」について。北朝鮮の核実験は韓国の安全保障に対する重大な挑発で、わが民族の生存と未来に対する深刻な脅威、北東アジア地域はもちろん、全世界の平和と安全を脅かす容認できない挑発である。今後、朝鮮半島はもちろん、地域の安保情勢に重大な変化を招き、北朝鮮の核問題の性格を根本的に変える可能性があるとしている。
拉致問題解説は久米裕さんの事案について。1977年9月19日石川県宇出津海岸付近にて失踪した事件である。現場付近で逮捕された工作員(在日朝鮮人)の供述から、久米さんは、北朝鮮からの指示を受けたこの補助工作員に海岸まで連れ出され、北朝鮮工作員に引き渡されたことが判明している。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送とも同じ、東京藝術大学の弦楽四重奏による「ふるさと」である。去る12月12日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間のイベントとして、北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」と「しおかぜ」が共催で、『北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~』で演奏された。

1300の「しおかぜ」は7400kHz、八俣からの電波はそれなりに来ているが、やはりCRIの混信は免れない。月曜日は公開されている「拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げが出ている。1328:55と1355:38に「日本政府からのメッセージ」が出ている。すべて再放送のため、メッセージ内のスケジュールも以前のままである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの信号は強力である、受信状態は極めて良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月25日で111回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングはわからない、パラオからの信号は強力でよく聞こえている。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。現行法では北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などでも登場している。この番組は2015年9月30日、10月9日、18日、24日、11月5日、12月2日、11日、20日、29日、2016年1月7日、16日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、Pipジャミングの中日本語放送が聞こえている。下からの被りが強く聞きづらい。1300と同じ番組である。
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