25日月曜日、今週で通算447週目の放送のはず。1300台湾からの電波は弱い、ジャミングもあり聞き取り困難である。後半1330の日本語放送も同様、ほとんど聞こえない。
拉致問題インフォメーションは1月16日に香川県高松市で政府拉致問題対策本部、香川 県、香川県議会北朝鮮日本人拉致問題早期解決促進議員連盟の共催で「拉致問題を考える県民大集会」が開催された。加藤勝信拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。ニュース解説は「朴槿恵大統領の国民向け談話」について。北朝鮮の核実験は韓国の安全保障に対する重大な挑発で、わが民族の生存と未来に対する深刻な脅威、北東アジア地域はもちろん、全世界の平和と安全を脅かす容認できない挑発である。今後、朝鮮半島はもちろん、地域の安保情勢に重大な変化を招き、北朝鮮の核問題の性格を根本的に変える可能性があるとしている。
拉致問題解説は久米裕さんの事案について。1977年9月19日石川県宇出津海岸付近にて失踪した事件である。現場付近で逮捕された工作員(在日朝鮮人)の供述から、久米さんは、北朝鮮からの指示を受けたこの補助工作員に海岸まで連れ出され、北朝鮮工作員に引き渡されたことが判明している。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送とも同じ、東京藝術大学の弦楽四重奏による「ふるさと」である。去る12月12日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間のイベントとして、北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」と「しおかぜ」が共催で、『北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~』で演奏された。
1300の「しおかぜ」は7400kHz、八俣からの電波はそれなりに来ているが、やはりCRIの混信は免れない。月曜日は公開されている「拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げが出ている。1328:55と1355:38に「日本政府からのメッセージ」が出ている。すべて再放送のため、メッセージ内のスケジュールも以前のままである。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの信号は強力である、受信状態は極めて良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月25日で111回目の再放送である。