海外からのラジオ放送

1月2日の5910kHz、土曜日は特別番組として12月12日の『北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同­公開収録　～希望の光、届け海を越えて！～』が再放送されている。昨日のような強さはないが、ジャミングもなくおおむね受信状態は良好である。去る12月28日1300、5910kHzで放送された内容と同じである。拉致問題インフォメーションは加藤勝信拉致問題担当大臣のメッセージ。続いて拉致問題解説、場内でのビデオ映像とともに、日本政府の対策や2014年に出されたCOI最終報告書の内容など、安倍総理の決意もが述べられている。1329:45に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
今週の一曲は、拡大版として東京藝大の学生による管楽四重奏でジャズ、弦楽四重奏でクラシック演奏、モーツアルトの「ディベルメント」が、最後に「ふるさと」の演奏。1356:23に「日本政府からのメッセージ」が出ている。メッセージは12日のシンポジウムやパネルディスカッションが開催された内容である。

1300の9950kHzは完全にスキップ、全く受信不可能である。球に信号が浮かんでは来るが内容の聞き取りはできない。9735kHzのRTI日本語放送もかろうじて聞こえる程度、9740kHzへの中国のジャミングがうるさい。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの電波も若干弱いが、ジャミングもなくおおむね受信状態は良好である。2日は週一回この時間も1330と同じ番組が出ている。12月28日は曽我みよしさんの誕生日。拉致問題インフォメーションは12月11日国連安全保障理事会での北朝鮮の情報について総括的な討議がなされた。拉致被害者家族からのメッセージは、11月15日新潟市で行われた「忘れるな拉致　11.15県民集会」における飯塚繁雄家族会連絡協議会代表のメッセージが出ている。
故郷の声は、増元るみ子さんへ、お姉さん平野文子さんからのメッセージ、2014年10月収録の音声、36年ぶりにカセットテープが発見され声を聴くことができたことなど。今週の一曲は12月12日日本政府主催シンポジウムで、全員で歌われた「ふるさと」である。

1600の「ふるさとの風」は9975kHz、この時間幾分伝播状態も回復、パラオからの信号も強い。ジャミングもなく受信状態は良い。この時間も1330、1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5955kHz、どうやらこの周波数へノイズジャミングを出し始めたようだ。スキップ状態で強くはない、CRIの終了する1557にルーマニアのISとともに聞こえている。1559に八俣のキャリアーが出るが、今日も弱い。それでも内容の聞き取りは何とかできるレベルだ。1300の5910kHzと同じ特別番組が出ている。