1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHz、14日の台湾送信は強力である。後半1330は「ふるさとの風」、信号の衰えも少なく受信状態は良好である。今週で通算441週目の放送のはず。
拉致問題インフォメーションは、12月12日のイベント放送、北朝鮮への特別放送がライブ中継された。共同公開収録に先立って加藤拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。ニュース解説は「南北次官級会談」について、今回も何の成果もなく終了してしまった。
拉致問題解説は、「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組について」の報告から「六者会合」についての部分が放送されている。
六者会合は、朝鮮半島の非核化を始めとする北朝鮮をめぐる諸懸案を解決するための交渉の場として、引き続き有効な枠組みである。政府は、六者会合の再開にはまず北朝鮮による諸懸案の解決のための具体的な行動が必要との立場であり、日米韓で緊密に連携しながら、北朝鮮の具体的行動を強く求めてきているが、日米韓が北朝鮮に求めている具体的行動は見られておらず、六者会合は平成20年12月以来開催されていない。平成17年9月に発出された六者会合共同声明においては、拉致問題を含めた懸案事項を解決することを基礎として、日朝間の国交を正常化するための措置をとることとされており、この共同声明の完全な実施が重要である。政府としては、米国及び韓国、さらには中国やロシアを始めとする関係国と緊密に連携しつつ、北朝鮮に対し、六者会合共同声明の完全実施に向けて具体的行動をとるよう引き続き求めていく考えである
ふるさとの声は拉致被害者有本恵子さんのお母さん有本嘉代子さんから、2015年3月9日収録のメッセージ。
朝鮮語今週の一曲は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」2014年10月以来の登場である。日本語は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」、これも2013年11月以来の登場である。1357番組終了直ぐにキャリアーオフ。
1300の「しおかぜ」は5985kHz、昨日のような強力なジャミングは聞こえない。八俣の信号もそれなりに、受信状態は概ね良好である。月曜日は中国放送が出ている。後半1330は朝鮮語放送で、いずれも失踪者の氏名読み上げが出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強力である。14日も受信状態は良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、12月14日で75回目の再放送である。