2015年11月29日

11月28日「しおかぜ」

1300代の9950kHz台湾送信は早くもスキップ状態。いつもの強さはなく何となく弱弱しい。ジャミングはなく聞き取りは可能である。今週の一曲朝鮮語はTHE ALFEEの「サファイアの瞳」がよく聞こえている。日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」、2012年4月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5985kHz、ここもジャミングは聞こえない。八俣の信号もそれなりに来ており内容の聞き取りはできる。なお11月24日から変更された5985と5910kHzは300kWではなく100kW送信の模様。
28日土曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送である。北朝鮮から日本海側に多くの木造船が漂着していること。北朝鮮の漁船の遭難として放送されている。
続いて11月11日に収録された大澤正明群馬県知事のメッセージが放送されている。 大澤知事は群馬県関連の特定失踪者である横田道人さん、加藤八重子さん、井上克美さんの名前を最初に呼び、日本に皆さんが帰国される事を願っていると伝え、お体には十分気をつけるようにと労いの言葉を送っている。
続いて11月1日収録の小浜市議会議長のメッセージが出ている。そして若狭町議会副議長のメッセージ。
この後また1949年の金日成の肉声が放送されている。
1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。北朝鮮人権侵害問題週間に因み12月12日国際シンポジウムを開催する案内が出ている。
しおかぜの新しい放送時間周波数などがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。28日も「ふるさとの風特別番組」として拉致被害者家族からのビデオメッセージ~必ず取り戻す!愛する家族へ~に収録されているメッセージが出ている。
去る9月19日に初めての放送、以降この1430の放送は毎日同じものが繰り返されている。今日で61回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、弱いPipジャミングが出ているが影響は軽微。パラオの信号は強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年11月1日、10日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは聞こえない。多くの北朝鮮漁船が遭難しているというニュースから。群馬県知事らからのメッセージが出ている。

3480kHz「人民の声放送」をチェックしたところ、キャリアーのみで音声が乗っていない。ほかの周波数は激しいスーパージャミングでよくわからないが、やはり音声は出ていないようだ。
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