2015年11月19日

11月18日ふるさとの風

1300の9950kHz台湾送信は強力である。ジャミングは全く聞こえない。受信状態は昨日にも増して良好である。毎年12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」、今年も日本政府は12月12日に国際シンポジウムを開催するという告知。
拉致問題インフォメーションは、11月1日に開催された「拉致問題を考える道民集会」の主催者側から加藤勝信拉致問題担当大臣の挨拶が、高木宏壽内閣府大臣政務官の代読で出ている。ニュース解説は「日韓局長協議の開催」について。
拉致問題解説は「平成26年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」から北朝鮮人権侵害問題啓発週間部分の内容について。
 平成18年に成立した拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律は、12月10日から16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」と定めている。政府は、平成26年12月8日に、拉致問題対策本部と法務省の共催、文部科学省の後援による拉致問題啓発コンサート「『ふるさとの風』コンサート」、同月13日には、拉致問題対策本部と法務省の共催による「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム-北朝鮮の人権問題・拉致問題とラジオ放送の役割-」を開催したほか、関係省庁、地方公共団体等においても、同週間を中心に講演会、パネル展、ポスターの掲出、チラシ等の配布、インターネットバナー広告及び交通広告の実施、全国の地方新聞紙における広告の掲載など、同週間にふさわしい活動に取り組んだ。
今週の一曲、朝鮮語は宇多田ヒカルの「First Love」、これは2014年1月に登場している。日本語放送は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」、2011年6月以来久しぶりの登場である。

1300の「しおかぜ」は7400kHz、八俣の信号はそれなりに来ているが、Pipジャミングがかなり強い。18日は朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間パラオからの電波は強い。ときどき電波が寸断を繰り返している、18日水曜日もふるさとの風特別番組として、日本政府制作の拉致被害者家族のビデオメッセージが出ている。週6日出ており、今日で53回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHzだが、18日は「イルボネパラム」が出てきた。誤送出に気付いたのか、1603に無音、1603:13に「ふるさとの風」の頭から出直し。ジャミングは聞こえない、パラオの信号もやや弱めだが受信状態は良い。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。続いて2015年4月26日に開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」での横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなど、現体制下でトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。これに迎合した日本のテレビ局もあり、今や経営不振に陥ってしまった。
今日の一曲は無し。この番組は2015年9月25日、10月4日、22日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、朝鮮語の出ていることはわかるが、下からの被りが強くほぼ受信不可能。いつまでこんな状態が続くのか。

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