2015年11月03日

11月2日「しおかぜ」混信中

7400kHzの「しおかぜ」誰がどうして選んだ周波数か知らないが、よほど中国がお好きなようで、CRIと同じのを選んでいる。そうと分かればこれは初期不良、即変更してしかるべきなのに何も手を打とうとはしない。
調査会のほうもまさか黙ってはいないとは思うがなぜ変えさせないのか、どの世界にも仕事をやらない人はいるものだ。2日月曜日はいったい何が放送されているのか全く聞き取れない。前半中国語、後半朝鮮語の出ていることはわかる。

同じく1300台の9950kHzは台湾からの信号は若干弱めだが、ジャミングはなく聞き取りは可能である。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送である。11月は横田めぐみさんが拉致された月。拉致問題インフォメーションは加藤勝信拉致問題担当大臣が10月16日「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)と面談、その時の冒頭あいさつから。
ニュース解説は「第7回党大会の開催発表」について、10月30日に朝鮮中央通信は来年36年ぶりに北朝鮮党大会が開催すると発表した。拉致問題解説は「平成26年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」の中から北朝鮮に対する措置の実施部分を紹介。
 北朝鮮によるミサイル発射や核実験実施といった一連の挑発行動を受け、また、北朝鮮が引き続き拉致問題について何ら誠意ある対応を見せていないこと等を総合的に勘案し、政府は、国連安保理決議に基づく措置に加えて、これまで一連の対北朝鮮措置を決定し、実施してきた。
 平成26年5月の日朝政府間協議の結果、北朝鮮側が全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を実施することを約束し、同年7月、特別調査委員会を立ち上げ、調査を開始したことを受け、我が国は北朝鮮に対してとっている措置の一部を解除した。平成26年7月、国連安保理北朝鮮制裁委員会が北朝鮮関連企業のオーシャン・マリタイム・マネジメント・カンパニー(OMM)を国連安保理決議に基づく制裁対象に追加指定したことを受け、同年8月、我が国として当該企業を外為法に基づく資産凍結などの措置の対象に追加指定するための手続をとった。また、平成27年3月、政府は、北朝鮮が日本を始めとする国際社会による働きかけにもかかわらず関連する国連安保理決議に違反して挑発的な言動を繰り返していることなど、北朝鮮をめぐる諸般の事情を総合的に勘案し、同年4月に期限を迎える北朝鮮籍船の入港禁止措置及び北朝鮮との輸出入禁止措置につき、期限を2年延長することを決定した。
 政府としては、日朝平壌宣言に基づき、諸懸案を包括的に解決すべく、北朝鮮に対して国連安保理決議や六者会合共同声明を完全に実施し、国際社会との関与を通じた前向きな対応をとる道を選択するよう求めるとともに、引き続き、一連の国連安保理決議に基づく措置や我が国独自の措置を着実に実施しつつ、米国、韓国、さらには中国、ロシアといった関係国と緊密に連携して取り組んでいく考えである。

朝鮮語今週の一曲は斉藤由貴の「夢の中へ」、初登場である。日本語は1973年のヒット曲かぐや姫の「神田川」、今年2月のも登場している。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、2日もパラオからの信号は強い、ジャミングも聞こえない、受信状態は良好である。月曜日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで39回目の再放送である。
田口八重子さんへ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんへ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんへ、曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
最後に、有本恵子さんへ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。
以上の方々からのメッセージが放送されている。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、この時間パラオの電波も強い。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年9月27日、10月6日、15日、24日と同じである。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、ここも下からCRIの突き上げが激しい。番組は通常通りで中国語と朝鮮語が出ている、受信状態は悪い。「しおかぜ」の周波数は2回の放送とも中国に侵略されているというよりもCRIの周波数へ殴り込みをかけている。完全に叩きのめされたわけで、潔く他へ変わったらどうだ。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい