2015年10月25日

「しおかぜ」周波数変更

予告通り25日から「しおかぜ」の放送時間と周波数が変更された。これまでよりも30分早くなり、1300開始である。日本政府の放送と同じ時間に異なる放送が出ることになった。
しかしいつものことながら周波数選定がまともじゃない。誰が決めるのか知らないが、またもやCRIとの混信に悩まされることになる。
25日はかろうじて「しおかぜ」のほうが強いが、ビルマ語の混信が結構うるさい。番組は昨日1400と同じ内容である。第28回一万キロ現地調査の報告から。2011年から始められた現地調査、数多くの新たな情報が発見されている。去る10月7~9日に能登半島など石川県と福井県で実施された。
のと鉄道穴水駅では小西能幸さん失踪の関連調査、珠洲市蛸島町で明石靖彦さんの調査。工作員の上陸地点、猿山灯台は辛光洙事件でも知られた場所。
三国郡三国町、三国漁港では1966年失踪の丸山善昭さん関連調査、1985年失踪の河合美智愛さんは現在の越前市で行方不明になっている。
救出への道コーナーでは、失踪者家族の安倍総理へのメッセージが出ている。
1322:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。9月23日に国民大集会が開催されたという内容。この後、今日25日から放送時間と周波数が変更なり、そのアナウンスなども出ている。後半1330は朝鮮語放送が出ている。

9950kHzは25日もジャミングは聞こえない。朝鮮語放送が強力に聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、25日もパラオからの信号は今日も強く、この時間もジャミングも聞こえない、受信状態は極めて良好である。日曜日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで32回目の再放送である。
1500の「イルボネパラム」は9975kHz、パラオの信号は強いが、今日から10kHz上にこれ以上のRFAが出てきた。サイパン中継で変調が浮かく、受信機によっては上からの被りがうるさい。

1600の「ふるさとの風」は9975kHz、今日からこの周波数で聞こえている。ジャミングはないが10kHz上のRFAがかなり強い。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2015年3月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ。
続いて2015年4月26日「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」から松本肇さんの訴え。 当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これは過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。この番組は2015年9月28日、10月7日、16日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」も今日から周波数を変更している。昨日からわずか5kHzアップしただけで、下からの突き上げがかなりある。ジャミングはないのでかろうじて聞き取りは可能である。1300の7400kHzと同じ番組である。
後半1630は朝鮮語である。

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