17日、1300台の9950kHzはジャミングが全くない聞こえない。台湾の電波も強力である。朝鮮語、日本語放送どちらも受信状態は極めて良好である。オンデマンド放送ではいつもカットされている今週の一曲、朝鮮語は本田美奈子の「Oneway Generation」これは2年ぶりの登場。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、およそ3年ぶりに登場である。CD並とはいかないがフェージングも少なく良好に聞こえている。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、八俣の電波は弱いが、下からのジャミングをカットすれば何とか聞こえている。本体へのジャミングはない。土曜日は朝鮮語放送から、後半1400は日本語放送が出ている。何とか聞こえているというレベルで聞き取りは困難である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強く、この時間はジャミングも聞こえない、受信状態は極めて良好である。17日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで25回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、この時間も強力、ジャミングも全くないので受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2015年3月のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2015年8月24日、9月11日、29日、10月8日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5985kHz、相変わらずCRIのスワヒリ語につぶされている。バックで朝鮮語、日本語の出ていることだけはわかるが聞き取り不可能である。1700終了前の3分間だけよく聞こえている、ジャミングは出ていない。