16日1300台の9950kHzはノイズジャミングはあるものの、台湾の信号は強く概ね受信状態は良好である。ジャミングの強弱が激しく、強いときはかなり受信状態が悪化するが聞き取りは可能である。
この時間は毎日同じ番組が出ている。拉致問題インフォメーションは横田めぐみさんが10月5日に51歳の誕生日を迎えるのを前に、10月3日 (土)午後2時から、川崎市平和館において、川崎市主催による「拉致被害者家族を支援す るかわさき市民のつどい」が開催され、山谷拉致問題担当大臣が出席したこと。ニュース解説は「アメリカに平和協定の締結を求めた北朝鮮外務省代弁人談話」について。
拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&A。先回の続きということか、これはすでに今年3月にも放送されている。
§ どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下に三つを実現する必要があります。
まずは、全ての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
そして、北朝鮮が、拉致被害の真相を明らかにすること。
さらに、北朝鮮が、拉致を実行した者を日本に引き渡すことです。
§ 拉致問題解決のために、日本政府はどのようなことをしているのでしょうか?
我が国は、北朝鮮に対して拉致問題の解決に向けて行動するよう強く要求してきており、例えば、北朝鮮との間の輸出入を禁止するなど、北朝鮮に対して様々な圧力を加えています。
また二国間会談や国際会議の機会を利用し、各国に対し、理解と協力を求めてきています。
このほか拉致被害者に関する情報収集や、拉致の可能性を排除できない方々の捜査・調査を行っています。
§ 日本政府は、拉致問題を解決するために、北朝鮮に経済協力を行う考えでしょうか?
政府は、拉致問題の解決と引き換えに北朝鮮に対して支援を行うという考えは一切ありません。
一方で。日朝間の最大の懸案である拉致問題をはじめとする諸懸案が解決し、日朝国交正常化が実現すれば、日朝平壌宣言に則り、北朝鮮への経済協力が実施されることになります。
§ 拉致問題を国際社会はどのように見ているのでしょうか?
日本を含め北朝鮮による拉致事件の被害者がいる国は14か国に及ぶという指摘もあります。
また拉致問題は、被害者がいる国、いない国を問わず、国際的に追及すべき人権問題です。
このため国際社会は、北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を要求しています。
国連総会本会議では、2014年12月、10年連続10回目の北朝鮮人権状況決議が採択されました。
さらに、国連の人権理事会では、2014年3月。北朝鮮の人権状況に関する「調査委員会」の報告書の内容を踏まえた決議が採択されました。
このように、日本政府の働きかけもあり、北朝鮮への圧力は国際社会においても確実に強まっています。
ふるさとの声は、石岡亨さんへ、2015年3月の石岡明さんからの手紙が代読されている。女性アナウンサーのアクセントがおかしい、手紙の中で「いとこ」の発音が日本人ではない。
今週の一曲、朝鮮語は本田美奈子の「Oneway Generation」これは2年ぶりの登場。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、およそ3年ぶりに登場である。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは出ていないようだ、しかし5kHz下のジャミングは強い。八俣の信号は弱く、受信状態は悪い、SINPO33433程度である。16日金曜日は朝鮮語放送が一時間出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強く、この時間はジャミングも聞こえない、受信状態は極めて良好である。今日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで24回目の再放送である。