2015年10月11日

10月10日「しおかぜ」

どこぞの国の軍事パレードにも、国交がなくても自由に行くことはできる。北朝鮮のスピーカー役として利用されている日本のテレビ局、そんな暇があったら拉致被害者のいるところへ潜入レポートでもしてほしい。何の役にも立たない演出されたやらせ映像ではなく、監視員のつかない映像が必要ではないか。
そんなわけで永久に解決しない拉致事件だが、今日も放送は続いている。1300台の9950kHzは開始当初は強力に入感していたが、1310過ぎには急降下、聞こえなくなってしまった。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、6015kHzのスーパージャミングが強すぎて、八俣の電波も押されっぱなし。10日土曜日は朝鮮語放送から出ている。後半1400は日本語だが、これも聞きとり困難だ。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は10日も強力である。北からのジャミングは全く無くクリアーに聞こえている。今週もこの時間は日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで19回目の再放送である。
田口八重子さんへ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんへ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんへ、曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
最後に、有本恵子さんへ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。
以上の方々からのメッセージが放送されている。
1600の「しおかぜ」は5985kHz、開始前の1503には早くもPipジャミングを出している。同波のミャンマー放送と混信している。CRIのスワヒリ語が強く完全につぶされている。内容の聞き取りは不可能である。

1600の「ふるさとの風」はクリアーに聞こえている。ジャミングはわからない。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の新しい内容である。続いて2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じ、松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。この番組は2015年9月22日、10月1日と同じ内容である。
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