2015年09月09日

9月8日ふるさとの風

8日の9950kHzは昨日とは打って変わり強力である。ジャミングもなく受信状態は良好である。女声アナウンスの声がこれまでとは違うようだ。
ニュース解説は「中国の抗日勝利70周年記念行事と南北共生」について。中国にとってもはや北朝鮮は蚊帳の外、韓国が重要なパートナーとなっているようだ。
拉致問題解説は解決のむけて活動している民間団体について。「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の活動や、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」についても解説している。
ふるさとの声は有本恵子さんへ、有本嘉代子さんからのメッセージは2015年3月収録。今週の一曲、朝鮮語は2009年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」と聞き取れる、初登場の曲である。日本語放送は1977年のヒット曲、山口百恵の「コスモス」、5年ぶりの登場だ。
9950kHzには1340頃からジャミングが出てきたが、これは北からではなくこの後1400からのRFAに対するベトナムからの妨害電波である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、八俣の信号は8日も弱い。ジャミングが聞こえないため聞き取りは十分できる。火曜日は中国語放送が出ている。後半1400は朝鮮語放送、いずれも失踪者の氏名が読み上げられている。放送終了後はPipジャミングが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、新しく2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年8月21日、30日と同じ内容である。
1500の9975kHz、1530の9965kHzの朝鮮語放送はともにジャミングもなく受信状態は良好である。1300の9950kHzと同じ番組が出ている。
1600の9960kHz「ふるさとの風」も同様、受信状態は良好である。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5985kHz、弱いPipジャミングが出ているのがわかる。しかし8日もCRIが強くほとんど聞き取り不可能、中国語と朝鮮語が出ているのはかろうじて確認できる。
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