2015年09月01日

8月31日「ふるさとの風」

8月31日の9950kHz、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。今週で通算426週目の放送。拉致問題インフォメーションは8月8日「拉致問題を考える国民の集いinみえ」が開催され政府主催者代表として山谷えり子拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。「北朝鮮による国家犯罪で家族を引き裂く残酷な人権侵害だ」と批判し、「解決に向けてかつてなく機運を高めている国連とも連携し、全ての被害者の帰国に向けて努めたい」と述べている。
続いてのニュース解説は「南北高位級緊急接触の合意」について。ふるさとの声は松木薫さんへ、弟さん松木信弘さんからのメッセージ、2015年2月24日の収録から。
今週の一曲、朝鮮語は松任谷由実のHello, my friend、2014年3月以来の登場である。日本語放送は1975年のヒット曲、バンバンの「いちご白書をもう一度」、この曲は2008年9月の第61週に登場したのが最初、次は2013年11月に登場、それ以来ということになる。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、31日も八俣からの電波は弱い。Pipジャミングに押され気味である。日本語放送の出ていることは確認できる。月曜日は通常通りで、拉致被害者・失踪者の氏名生年月日の読み上げが出ている。放送終了後もジャミングは垂れ流し。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信はいつもの強さはなくややノイジーである。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年8月22日と同じである。
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