2015年08月25日

8月24日ふるさとの風

24日の9950kHz、ノイズジャミングの中台湾からの電波は強いが、変調が浅い感じがする、ぼそぼそとかなり聞きづらい。今日からまた一週間425週の番組である。拉致問題インフォメーションから、8月20日マレーシア訪問中の岸田外務大臣から北朝鮮へ働きかけたこと。8月6日第5回東アジア外相会議の話も。
ニュース解説は「南北高官による緊急接触」について。拉致問題解説は2002年に帰国した地村保志さん、濵本富貴惠さん、蓮池薫さん、奥土祐木子さん、曽我ひとみさんの5人について。1978年7月から8月にかけて拉致された。
今週の一曲、朝鮮語は、たまの「さよなら人類」、3年ぶりの登場だが、意味の分からない歌詞だ。1981年のヒット曲石川優子の「シンデレラサマー」、これは一年半ぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、開始前から強力なジャミングに見舞われている。24日は通常番組の戻り、失踪者の氏名生年月日の読み上げが出ている。八俣の電波はいつもの強さはなくかなりノイジーである。後半は若干信号レベルも上昇、幾分聞き易くなってきた。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは弱く影響はない、パラオからの電波は強力である。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2015年3月のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2015年6月13日、22日、7月1日、10日、19日、28日、8月6日、15日と同じ内容であるが最後の周波数アナウンスは8月17日以降、時刻の前に「日本時間」が追加されている。
1500の9975kHz、1530の9965kHzの朝鮮語放送、そして1600の9960kHz日本語放送はいずれも良好な受信ができている。ジャミングはわからない、パラオからの信号は強力である。

1600の「しおかぜ」は5985kHz、八俣の信号は概ね強力である。しかしフェージングの谷ではCRIが優勢でかなり聞きづらい。1330と同じ日本語放送で、失踪者拉致被害者の氏名生年月日が読み上げられている。
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