2015年07月26日

7月25日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」朝鮮語はジャミングも若干出ており受信状態はあまりよくない。開始が40秒尾kれの頭切れで始まっている。後半1330は「ふるさとの風」日本語放送、ジャミングはすでに消えクリアーになったが、変調が浅い。あの広帯域な送信はどこへやら。拉致問題インフォメーションは7月2日木曜日、北朝鮮の調査について延期するとの報告があった。その翌日菅内閣官房長官の記者会見と外務省の談話から日本政府の反応。
続いてニュース解説は「MERS問題と日韓関係について」、収束に向かうも韓国経済は今後も厳しい状態が続くとみている。韓国へ行くはずの中国観光客が日本へきていることからやきもきしている実態がある。拉致問題解説は久米裕さんについて、1977年9月19日、石川県宇出津海岸付近にて拉致された。主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。しかし北朝鮮はそんな人知らんとうそぶいている。共犯者の在日朝鮮人は逮捕され拉致を自供している。 ふるさとの声は石岡亨さんへ、お兄さん石岡明さんからの2015年3月の手紙が代読されている。
今週の一曲、朝鮮語は杉山清貴「渚のすべて」、これは2年ぶりの登場。日本語放送は1972年のヒット曲山本リンダの「どうにも止まらない」、この曲は今年2月にも登場している。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、久々かなり強いPipジャミングが早くから出ている。しかし八俣の電波が強く受信状態は極めて良好である。25日土曜日は朝鮮語から、後半1400は日本語放送である。北朝鮮で幹部たちの脱獄が相次いでいるというニュースから。7月15日付の統一日報の報道から。北朝鮮の幹部から入手したという情報、日本の週刊誌からの引用。玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が粛清されたことなど。こんな人の処刑に銃弾を使うのはもったいないと、空腹にさせた犬に襲わせたというもの。調査報告を見送ったことについては、2002年5人を返したが感謝されるどころか非難ごうごう、遺骨を返せば偽物だと非難、これではこの先何をしても非難されるだけだとしている。
救出への道コーナーは増元照明さんから、安保法案が成立し、これで本格的に自衛隊による拉致被害者救出が可能になった。東北大学、旧二校の校歌がアカペラで紹介されている。1422:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。周波数アナウンスに続いて日本への連絡用電話、FAX番号、住所などが告知されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、新しく2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年6月1日、10日、19日、7月16日と同じ内容である。
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