2015年07月17日

7月16日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送はジャミングもなくクリアーに始まった。しかし直後1303過ぎにPipジャミングが出てきたがいつもの強さはない。20kHz幅の台湾送信が優っている。後半1330の「ふるさとの風」もよく聞こえている。
ニュース解説から、「金大中元大統領夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)氏訪朝」について、今年8月5日から4日間行われる予定という。朝鮮アジア太平洋平和委員会による協議で李氏の平壌訪問に合意したことついて、「暫定合意しただけで完全に確定できない状態にある」と主張した。
7月6日、アジア平和委員会代弁人談話の形で、李氏が来月5~8日の日程で平壌を訪問することで合意したが、北朝鮮側は合意が覆される可能性があるという。北朝鮮側は韓国の一部メディアが、李氏が陸路での訪朝を希望したにもかかわらず空路での訪朝が決まったとして、第2ターミナルが完工した平壌国際空港を韓国側に宣伝するためと報じたことなどを問題視しているとか。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセージ、2015年3月4日収録。今週の一曲は朝鮮語がやまだかつてないWINKの「T'intersection ~あなたに戻れない」、おそらくこれは初登場だろう。日本語は1974年のヒット曲三輪車「水色の街」、5年ぶりに登場した。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、結構強力なPipジャミングが出ている。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの、このメッセージの1440にジャミング停波、聞き易くなった。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、新しく2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年6月1日、10日、19日と同じ内容である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、木曜日は2週続けて日本語番組が出たが、16日は定時番組の英語に戻った。ジャミングはなく受信状態は良好である。
1600も同じく5985kHzだが、CRIの方が強く受信状態は悪い。

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