2015年07月06日

7月5日「しおかぜ」

1300の9950kHz、台湾送信は信号レベルは高いが変調が浅い、また元の送信機に戻ったようだ。一時は広帯域で、変調もよかった。ジャミングは聞こえず聞き取りは可能である。朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは6月7・8日にドイツでG7エルマウ・サミットが開かれた。8日に発表された首脳宣言内容のうち北朝鮮関連部分が出ている。ニュース解説は「中国専門家の見方」について。当たり障りのない解説なんていらない、でも本当のことを言えば叩かれるからな。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんのメッセージは2015年3月6日収録が出ている。今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」、日本語は1974年のヒット曲あいざき進也の「気になる17才」、どちらも初登場の曲である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングはまだ6020kHzに出ているがきわめて弱い。八俣の電波は極めて強くローカル局並みである。日曜日は日本語放送から、昨日1400と同じ番組である。まず6月14日福岡での集会とデモ「北朝鮮人権侵害問題啓発集会 &国民大行進 in 九州」について。あらゆる手段をもって拉致被害者を救出することなどを求めた決議文を採択、以下、放送された内容
決議文
一、政府にとって国民は自分の家族である。拉致被害者は我が親、我が兄弟である。政府は自分の家族が奪われたのだという認識を徹底して持ち、その家族を救出することを全国民・全世界に向かって宣言せよ。
一.教育現場では未だ真剣に拉致問題が取り上げられていない。年齢に応じた教材を作り、全ての教室で繰り返し繰り返し拉致問題が取り上げられるように早急に取り組め。
一.拉致は明確な人権侵害である。北朝鮮は拉致被害者の過程を破壊した。政府はこのことを大々的に全世界に訴え、北朝鮮が無条件で話し合いの場につくまで、徹底して北朝鮮を孤立させよ。
一.我々は、北朝鮮によって罪無き国民が連れ去られ、終わりなき隷従と圧迫に苦しんでいる現状を許すことは絶対にできない。拉致被害者の家族は次々に亡くなられている。私たちは政府を信じ、政府の後押しをしておれば、拉致被害者は家族の元に帰ってくると信じてきた。だがいつまで拉致被害者とその家族を苦しませ続けるのか。親や家族が死んだ後に取り戻してどれほどの意味があるのか。もう限界は超えた。政府は、如何なる手段を講じても、国民を救出せよ。
一、拉致は直接侵略である。外交交渉で北朝鮮が拉致被害者を帰さない以上、政府は北朝鮮との一切の交渉を取り止め、体制を立て直すべきだ。主権が侵害されている以上、拉致被害者救出以外の他の交渉は一切してはならない。拉致対策本部を対北朝鮮主権回復対策本部に改変し、防衛大臣を担当大臣となし、他の大臣はこれに協力する、あらゆる方策をとれる体制にした上で、一刻も早く北朝鮮に拉致された全ての日本国民を救出して、主権を回復することを強く要求する。
右、決議する。
拉致問題対策本部長 内閣総理大臣 安倍晋三殿
平成二十七年六月十四日
北朝鮮に拉致された日本人を救出する九州連絡協議会
北朝鮮人権侵害問題啓発集会 参加者一同
続いて北朝鮮海軍について、6月22日の労働新聞から、朝鮮で女性戦闘士が誕生したとか。救出への道コーナーでは島根県益田市山本浩章市長のスタジオ収録メッセージから出ている。続いて6月20日秋田県由利本荘市で開かれた救う会秋田主催の集会での古谷圭司拉致問題対策本部長・前拉致問題担当大臣のメッセージ、御法川信英(自民)、村岡敏英(維新)の両衆院議員のメッセージが出ている。13:52:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400は朝鮮語放送、三氏のメッセージの後、決議文が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。お兄さん本田勝さんからのメッセージは2015年4月26日の「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録で。同じく飯塚耕一郎さんからのメッセージ。田口八重子さん家族のメッセージが放送された。
今日の一曲はない、この番組は2015年5月30日、6月8日、17日、26日と同じ内容である。
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