2015年06月27日

6月26日ふるさとの風

26日の9950kHz、弱いながらもPipジャミングの出ているのが分かる。しかし台湾からの電波も結構強く受信状態は良い。拉致問題インフォメーションは6月14日に福岡市で開催された「北朝鮮人権侵害問題啓発集会」での山谷拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。ニュース解説は「日韓の国際会議」について、済州島で開かれた国交正常化50周年の国際会議について述べている。歴史問題については韓国側から何も反発はなかったとか。いまだに伊豆見教授の解説だ、もっと他にもいるだろうに。ふるさとの声は2015年2月23日収録の横田滋さんからのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」、日本語は1976年岡田奈々の「青春の坂道」、どちらも初登場の曲である。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、6015kHzと互角の勝負である。Pipジャミングも出ているが、これ尾影響は軽微、5kHz下がうるさい。金曜日は朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない。同波のFSK波が若干混信している。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。お兄さん本田勝さんからのメッセージは2015年4月26日の「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録で。同じく飯塚耕一郎さんからのメッセージ。田口八重子さん家族のメッセージが放送された。
今日の一曲はない、5月30日放送分から新しい収録メッセージに更新されている。この番組は2015年5月30日、6月8日、17日と同じ内容である。
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