23日1300代の9950kHz、昨日とは打って変わりノイズジャミングが出ている。前半朝鮮語はかなり聞きづらい。それでも聞き取りは可能である。こうはん1330「ふるさとの風」は幾分ジャミングもおしとやかに、受信状態は若干良くなった。
拉致問題インフォメーションは6月14日に福岡市で開催された「北朝鮮人権侵害問題啓発集会」での山谷拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。ニュース解説は「日韓の国際会議」について、済州島で開かれた国交正常化50周年の国際会議について述べている。歴史問題については韓国側から何も反発はなかった。ふるさとの声は2015年2月23日収録の横田滋さんからのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」、日本語は1976年岡田奈々の「青春の坂道」、どちらも初登場の曲。
1330の「しおかぜ」は6020kHzPipジャミングが出ているが八俣の電波が強くほとんど影響はない、むしろ5kHz下のスーパージャミングがうるさい。火曜日は中国語放送から、後半1400は朝鮮語放送で失踪者の氏名が読み上げられている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミング出ているが大きな影響はない。すでにこの時間帯の番組内容がいくつか編成替えされている。しかし使われる歌は同じ、23日は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2015年2月27日収録の新しい音源がつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じで1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2015年6月5日、14日と同じ内容である。