2015年06月22日

6月21日「しおかぜ」

1300代の9950kHz、めずらしくジャミングが全くない、また台湾の送信にしては変調もよくかかっている。そして何よりも違うのは帯域が20kHzもある。送信機でも変わったのか、昨日とは明らかにスペクトラムが違う。
後半1330の「ふるさとの風」もクリアーに聞こえている。ふるさとの声は拉致被害者有本恵子さんのお母さん有本嘉代子さんから、2015年3月9日収録のメッセージ。今週の一曲、朝鮮語は1989年のヒット曲SHOW-YAの「 限界Lovers」、日本語は1978年のヒット曲アリスの「ジョニーの子守歌」、どちらも初登場の曲である。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、ここもジャミングはないが5kHz下だけは健在である。八俣の電波もそこそこ来ており受信状態は良好である。先週と同じ番組である。また昨日の番組とも同じで朝鮮語と日本語が入れ替わっただけである。1960年代後半、特に北海道で若い女性が相次いで失踪した状況などが放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、21日日曜日はすべての放送ジャミング無しである。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2015年3月に収録された、お兄さん松本肇さんからのメッセージ。
続いて2015年4月26日「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」から松本肇さんの訴え。 当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これは過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、意図しないで旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この番組は2015年6月3日と同じ内容である。
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