2015年06月17日

6月16日ふるさとの風

16日の9950kHzはジャミングが全くない、昨日とは雲泥の差である。受信状態は極めて良好である。拉致問題インフォメーションは2015 年5月29 日東京において第23 回日EU 定期首脳協議が開催されたこと。安倍晋三日本国内閣総理大臣、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長、ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長は、共同声明を発表、そのうち北朝鮮に関係する部分から。「我々は北朝鮮による核・弾道ミサイル開発の継続に対して深刻な懸念を表明し、北朝鮮に対し関連する全ての国連安保理決議の下での義務及び2005 年の六者会合共同声明の下でのコミットメントを遵守し、NPT 及びIAEA 保障措置協定の完全な履行に立ち戻り、拉致問題を含む人権侵害を終わらせるための措置を直ちに取るよう強く求める。これらの目的に向け、北朝鮮が建設的な取組を行うことを強く求める。」
ニュース解説は「朴槿恵大統領の訪米中止」について、中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)の万延が止まらず延期を余儀なくされた。拉致問題解説は日朝合意一周年を迎えた日本政府の取り組みについて。何の進展もない、これまでも言い尽くされてきた繰り返しである。
ふるさとの声は拉致被害者有本恵子さんのお母さん有本嘉代子さんから、2015年3月9日収録のメッセージ。今週の一曲は朝鮮語は1989年のヒット曲SHOW-YAの「 限界Lovers」、日本語は1978年のヒット曲アリスの「ジョニーの子守歌」、どちらも初登場の曲である。再結成された、熟女パワーのロックは迫力があるが、なんでこの曲が北朝鮮向け放送に採用されたのか。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、じゃみぐは出ているが弱くてほとんどわからない、5kHz下のジャミングが強いが受信状態は良好である。16日火曜日は中国語放送から、後半1400は朝鮮語放送、失踪者の氏名が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風は9960kHz、この時間もジャミングは全く無い、受信状態は良い。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2014年10月収録のメッセージが出ている。 同じく平野フミ子さんから2015年4月26日の「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」での訴えが出ている。メッセージ内容が6月7日放送分から新しい内容になった。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2015年6月7日と同じ内容である。
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