2015年06月03日

6月2日ふるさとの風

台湾からの9930と9970kHzの非公式放送SOHもこのところ、連日よく聞こえている。「六四26周年」と題し特集番組なども放送されている。

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHz、ジャミングと思われるノイズが出ているようだがあまり影響はない。台湾からの電波は強い。拉致問題インフォメーションは、去る5月5日にNYで開催された北朝鮮人権侵害に関する国際シンポジウムにおける、拉致被害者横田めぐみさんの弟である横田拓也さん「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」事務局次長のスピーチが出ている。
ニュース解説は「北東アジア協力対話について」、1993年から始まり今回で25回目、5ヶ国の参加で開催された。ふるさとの声は増元るみ子さんの姉平野文子さんからのメッセージ、2014年12月の収録、結婚式でのお祝スピーチを録音したテープが見つかり36年前のるみ子さんの声を聴くことができたと話している。
今週の一曲は、朝鮮語は無し、日本語は1975年のヒット曲ずうとるびの「みかん色の恋」、3年ぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは全く聞こえない。火曜日は中国語放送から、後半1400は朝鮮語放送、失踪者の氏名が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強い、ジャミングはない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。先回5月24日は誤送出もあったが、この時とは違う内容である。


1600の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間もジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。1430と同じ番組で、一部メッセージが新しい収録に変更された。このため今日の一曲は無し。

1600の「しおかぜ」は5985kHz、開始前はPipジャミングの出ていることが分かる程度、八俣の信号は強く、CRIも押さえ込む強さである。しかしふらったリングが強く混信は避けられない。1330と同じ番組で中国語と朝鮮語が出ている。
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